こんにちは。
今日は曇り気味の晴れでした。
気温は少し下がって、
心地良いようで、そうでも無いような、
微妙な感じ・・??
靴に戻ります。
僕のエドワードグリーン「BORDON」を見てきました。
個人的に、キャップトゥでもダービー(外羽根)というデザインには、新しい時代に向けて提案されたデザインという感覚・印象があります。
それは「BORDON」が登場したと思われる年とも関係しています。
2014年
ブランド公式Twitterでは2014年9月26日付けで登場していますね。
This season's Bordon on our new English marble table. It's in a new patterned waxed leather - Utah pic.twitter.com/ZNxlBlb1AB
— Edward Green (@EdwardGreen1890) 2014年9月26日
この「2014年」には2つの意味があると考えています。
1つはブランドにとっての件で、ロゴが新しくなった年ですよね?
僕の「BORDON」のソックシートを見ると、
新ロゴ(現行ロゴ)です。
ロゴの変更は象徴的で、新しい変化を意味しているように思います。
そのタイミングで「BORDON」が登場したとすれば、やはり新しい変化の現れの1つである可能性が!!?
ドレスラストのキャップトゥダービーというのは新しいように思いますし、
ユタカーフの採用も新しい試みと思われます。
伝統的なデザインのようでもあり、新しい意味もあるような、
『エドワードグリーン』らしい変化を感じました。
もう1つは、2014年に公開された映画『007 SPECTOR』が関係します。
これに関してコロナ禍の2020年のステイホーム中にも書いていました。
ジェームズ・ボンドがキャップトゥダービーの「NORWICH」を履いていましたね!
実を言うと、もともと僕はキャップトゥよりプレーントゥを好み、キャップトゥよりUチップを好んでいたので、あまり好意的な印象を持っていませんでした。
でも、じわじわと気になり出してきて・・・今では大好きに。(笑)
そして、あらためて『SPECTOR』で「NORWICH」が選ばれた意味をあれこれ考えてしまいます。(楽)
当時の僕はミリタリードレスという言葉を使っていましたね。
そういえば、「Bordon」をWikiったら・・!(感謝)
ハンプシャーにある町の名前のようで、
歴史的には「military area」として発展してきたようです。
キャップトゥダービーとミリタリー・・・やはり何か関係があるのかも!??
「BORDON」は「NORWICH」程シャープな印象ではありませんが、キャップトゥダービーの新しいポジションを提案していると言う意味では共通しているように思います。
すなわち、アクティブで、スポーティーで、現代的で、英国的なドレスシューズです!
内羽根と外羽根
繰り返しとなりますが、
「CHELSEA」と「BORDON」、内羽根と外羽根の違いです。
そういえば、昨年の伊勢丹靴博でも・・!?
『Church's』です!
「Diplomat」と「Cromwell」、も内羽根と外羽根の違いでしたね!!
チャーチの方はセミブローグですのでよりカジュアルなデザインではありますが、
「Cromwell」がカントリーシューズのように見えるかと言えば、否!
引き締まった感じのカジュアルドレスシューズという印象です。
おそらくその理由は、ドレスに使われるラスト(202や73)を採用し、ドレスと同じくシングルウェルト仕様だから、ではないかと。
これらによって、輪郭が、フォルムが、ボリューム感が、ドレスに近くなっていますよね。
現代は、ダービーの捉え方に何か変化が起きているような・・・。
今回はここまでです。
ではでは。