こんにちは。
今日も天気、、、だったのですが、夕方過ぎから突然の雨。
雷もゴロゴロと。
おかげで、夜はちょっと涼しいです。
さて、映画007『スペクター』のファッションについて書いていました。
前回は別の話を挟んでしまったので、あっちゃこっちゃですみません。(反省)
今回はスペクターに戻ります。
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北アフリカの砂漠の中にある敵のアジトへ迎えられ、着替えた後の衣装は、
トムフォードのダークブルーのスーツに白シャツ、ネイビーのタイ。
靴はCROCKETT&JONESのNORWICHです。
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キャップトゥダービーです。
映画冒頭のメキシコでのパレードのシーンでも着用されていましたね。
ラストはやはり348。
キャップトゥダービーは、
バルモラルのキャップトゥ(フォーマル)や
プレーントゥのダービー(カジュアル)と比べて、
ちょっと特殊なデザインなのかな、と思います。
どうコーデしたら良いんだろう??って思ったら、『スペクター』を観よう!
みんなのお手本ジェームズ・ボンドが教えてくれます。(笑)
メキシコでの場面は、日常のスーツ着用時という感じでしょうか。
アジトでの場面は、敵のボスと対峙する時・・・そんな場面一般人にあるか??(笑)
まぁ、フォーマルまでは行かないけれど大事な人と対面する時でしょうか。
ドレスシューズですからスーツと合うのは間違いないですよね。
キャップトゥで畏った印象がありながら、ダービーで活動的な印象もあります。
ボンドのようにアクティブなイメージの方にぴったりでしょうね。
キャップトゥダービーというデザイン自体少ない方だと思うので、さりげなく個性も出るかもしれませんね。
個人的にはNORWICHはミリタリードレスな印象があるので、英国的なきちんとした大人カジュアルにも合いそうかなと。
ソリッドなジャケットやシャツやポロとパンツとか、Pコートとか。
あ、このシーンでは腕時計も大事ですね!!
大活躍した腕時計はオメガのシーマスター 300マスターコーアクシャル。
限定モデルだったようで、今は入手が難しそう。
ただ時間が分かるだけでは無かったですね。ね、Q!
ロンドンに戻って、M達と打ち合わせをし、プロフェルドとの最終決戦をした時の衣装は、運動性の高いカジュアルでしたね。
最終決戦がスーツでは無いのか・・・、これが現代的な007なのかな。(複雑)
夜に黒っぽい衣装という事もあって、あまりよく見えないんですよね・・・。(残念)
なので、色はブラックなのかネイビーなのかチャコールなのか、、、よく分からないです。(苦笑)
まぁ、決戦の夜なので目立たない服装というのは理に叶っているといえば叶っていますが。
黒のゴートスエード のショート丈ブルゾンはジョン・バルベイトスだそうです。
シングルのライダース型ですね。
インナーの黒いハイネックニットはN.Peal。
チャコールのパンツはちょっと分かりません。
靴はSandersのチャッカブーツです。
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Sandersは現在も英国国防省などへ靴を収めていて、まさに"本物”ですね!(笑)
『スペクター』以降じゃないかなぁ?? 日本でSandersの注目度が上がったのは。(笑)
結構あちらこちらのセレクトショップで見かけるようになりましたね。
この靴の特徴は何と言ってもアウトソールのマッドガードでしょう!
スティーブ・マックイーンが映画『ブリット』で着用して有名になった靴だそうです。
ダニエル・クレイグ版ボンドではスティーブ・マックイーンの影響がチラチラと見られますね。
スエードのチャッカブーツ は『慰めの報酬』でも登場していて、
その時はChrurch'sのRIDERⅢ(ダイナイトソール)でしたね。
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ダイナイトソールである事とChurch'sという事で、幾分ドレッシーですね。
ボンドのカジュアルスタイルにはスエードのチャッカブーツ!
ではでは。