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『スペクター』のファッション①

 こんにちは。

 今朝はちょっと肌寒かったように感じたのですが、

 日中はちょっと蒸し暑く感じ、 

 夜はまたちょっと肌寒いかなぁ???

 暑いんだか寒いんだかよく分からない、と僕の体が言っています。

 体調を崩さないように気をつけないと。

 

 さて、映画007『スペクター』について書いてみました。

 2015年に公開された作品で(もう5年経つのかぁ、、、)、

 今年公開が予定されていた(る)最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の1つ前、

 現在のところ最新作ですね。(笑)

 映像も綺麗ですし、

 前3作との繋がりがあったり、

 セリフや小道具などの細部に意図が込められていたり、

 じっくり観て楽しい作品です。

 もう1つ、ファッションも良いです!(笑)

 という事で、今回は『スペクター』のファッションについて書いてみます。

 

 この頃の作品となると、衣装に関する情報も多く出ていますね。(有り難い!)

 逆に言うと、商業色!?!?

 ま、それも悪くは無い、っていうか、

 むしろ007に期待している部分でもあるのかなと。(僕はそうですね)

 

 まずは、最初のメキシコでの仮装パレードのシーン。

 あ、今作の衣装担当はジェイニー・ティーマイムだそうです。

 『ハリーポッター』シリーズのコスチュームもデザインされた方だそうで、

 前作『スカフォール』も彼女だったそうです。

 

 ボンドが仮装を脱ぐと、ネイビーのスーツに白シャツとネイビーのタイ。

 えぇ、トムフォードです!

 建物の上を歩く後ろ姿が映りますが、

 男らしい肩からウエストへしっかり絞られて、着丈も程よく短く、

 颯爽としたスポーティさが感じられます。

 靴はクロケット&ジョーンズのNorwich。

 最初に屋上からターゲットを銃で狙うシーンで、靴もしっかり映っていますね。

 


 

  ラストは348。

 トムフォードとの相性は抜群で、非常にスタイリッシュなラストです。

 Norwichはキャップトゥですがダービーです。

 あまり僕好みのデザインではないのですが、どういう由来なのかなぁ??

 ダービーですのでフォーマル感は弱いかな。

 スクエアトゥですし、ミリタリードレス、という印象がします。

 トゥキャップはドレスというよりも補強という意味合いに見えてきます。

 

  ロンドンのMの部屋で怒られた(?)時のスーツもトムフォードでしょう。

 どうやら黒いチェスターコートを着たまま椅子に座っていたようで、中のスーツはグレー。

 ホワイトシャツにグレーのタイ。

 その夜はボンドの自宅にマネーペニーが訪ねて来ますが、ジャケットを脱いだボンドの姿は色気がありますね。

 シャツが本来下着であるという意味合いもあるように思いますが、ショルダー・ホルスターを着たままというのが効いています!

 日本でこれを着る機会は・・・無い!(笑)

 もう1つ僕好みなのが、サイドアジャスト仕様のパンツでベルトが不要なところ。

 ベルトをすると金属のバックルが目立ちますが、それが無いことでよりシックな感じがします。

 

 Qの秘密の巣窟で身体検査を受け、新ボンドカー(009用ですが・・・)と対面した時は、

 黒のチェスターコートに黒のマフラーと黒革のグローブ。

 グレーのスーツにブルーのシャツとネイビーのタイで、やはりトムフォード

 

 因みにQのファッションも独特かな、と。

 チョコレートブラウンのジャケットにダークブルーのシャツ、ネイビーのタイとパンツ。

 靴はダークブラウンのスエードチャッカブーツかな? クレープソール のように見えますね。

 日本でもこういうコーデのエンジニアさん居ますよね!?

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


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