こんにちわ。
今日は晴れて、ちょっと暑。
でも湿気はそれほどでも無かったので、過ごしやすい日でした。
では、前回の続きです。
映画007『スペクター』のファッションについて書いています。
個人的にこの作品のファッションは好きです。
英国スタイルのファッションへの興味が高まったのはこの映画の影響かも!?(笑)
ローマでの葬式の場面のファッションは大好きですね。
ダブルブレストの黒のチェスターコートは、ドレッシーでいて実に男っぽい!
ブラックの3ピーススーツは、大きなピークドラペルのジャケットが印象的です。
もう、明らかにトムフォードです!!!
テーラードジャケットはメンズのドレスアイテムの中でも主役級だと思うのですが、
トムフォードはグッチで1つの普遍的な形を作り上げたデザイナー、といっても過言では無いのではないでしょうか。
逞しく、セクシーで、ドレッシー。
今見ても相変わらずカッコイイです。
ダニエル・クレイグに本当に似合いますね。(羨)
サングラスもトムフォードでFT0237。
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リムとテンプルを繋ぐ智元にゴールドのTのデザインが入っていて、
クラシカルさを損わずにオリジナリティをみせるなんて、流石です!
革手袋はデンツでFleming leather driving glovesだそうです。
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手袋の世界最高峰とも言われる名門ですね。
黒革のグローブもダニエル・クレイグ版ボンドを象徴するアイテムの1つではないかな。
僕にとってこのシーンで印象的だったポイントが2つほどありまして、
1つは白シャツ、の襟。
ピンホールカラーなんですよね。
金属が華やかでドレッシー、
コートやスーツとも非常に似合っている、
のですが、、、
葬儀の場に合わせるというのが何とも007的!?
同じ理屈で2つ目です。
合わせた靴がクロケット&ジョーンズのCamberly。
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なんとダブルモンクストラップのブーツです!!(驚)
靴としてはこの上なくカッコ良いです!!!
個人的にはジョンロブのWILLIAM2のブーツ以上かも。(惚)
スタイリッシュなラスト346で、ストラップの位置がまた絶妙!
もちろんトムフォードの衣装とも抜群に合っています、
が、ここ葬儀の場ですよね。(苦笑)
とはいえ、このシーンのファッションは本当にカッコ良いです!
クラシックなドレススタイルをしっかり抑えつつ、新しいデザインがさり気なく効いています。
クレイグ版ボンドのスタイルとして一番好きです。
そして、このシーンの映像自体も非常にスタイリッシュなブラック&ホワイトの世界で、
ボンドに限らず、映像の隅々まで行き届いていますね。
本当に綺麗な絵です。
今回はここまでです。
ではでは。