こんにちは。
今日は晴れました。
それも、憎たらしいほど(!?)の晴れ。(苦笑)
まだ夏前というのに。
さて、ラルフローレンについて勝手にあれこれ書き始めてしまいました。
これ、大丈夫かなぁ・・・。
ま、始めちゃったので、続けます。(軽)
僕の個人的なイメージですが、ラルフローレンらしい要素として
「英国クラシック」、「スポーツ」、「ミリタリー」、「米国文化」、
が思い浮かびます。
やはり土台にあるのは英国スタイルでしょうね。
「英国クラシック」のスーツやブレザーなどのテーラードスタイルはもちろん英国が本元ですよね。
「スポーツ」も、ポロやテニス、ラグビーやスキー、ハンティングやモーターサイクル、といった英国的なスポーツスタイルが中心です。
それらをラルフローレンの解釈で絶妙にデザインし、独自のスタイルが確立されているように思います。
アメリカントラディショナルやアイビーと呼ばれるスタイルですね。
そこから更にアメリカらしい要素・「米国文化」が加わってきますね。
Tシャツやデニム、野球やバスケットボールやXスポーツ、ネイティブアメリカン、
なども、デザインの中に感じられます。
ラルフローレンがストリート系ファッションにも受け入れられているのはこういう所が効いているのかな??
そして、ラインによって強く打ち出される要素が異なるように思います。
パープルレーベルはカチッとした本格的なテーラードが中心で、まさに「英国クラシック」。
POLOはポロシャツやブレザー、ケーブル編みニットやダウンジャケットなどが充実していて「スポーツ」を感じます。
RRLはワークデニムやTシャツ、アロハシャツやカモフラ柄などが展開され、「ミリタリー」や「米国文化」が感じられます。
どのラインもラルフローレンらしい世界観があらわれた服ですが、
やはり最も色濃くあらわれているのはPOLOでしょうかね。
全ての要素を幅広く取り入れていて、
色彩豊かに自由で伸びやかなアメリカントラディショナルが展開されています。
そんなラルフローレンの服ですが、基本的にはどれもトラディショナルなアイテムだと思います。
ポロシャツもネイビーブレザーもボタンダウンシャツもベースボールキャップも、
他の多くのブランドでも同じアイテムは作っていますよね。
それがラルフローレン らしいアイテムに変わるところが見事だと思います!
その理由をアレコレ想像するのですが、(楽)
僕の勝手な想像としては、ラルフローレンというブランドの始まりがネクタイからだったというところにあるのかなぁ、と。
ネクタイはアクセサリーのような位置づけで、
スーツスタイルにニュアンスを加えるアイテムですよね。
例えば、ネイビースーツに白いシャツというアイテムは同じでも、
原色の入ったレジメンタルタイをするのと、
ネイビーのソリッドタイをするのとでは、
印象がガラリと変わりますよね。
ネクタイについて考えるとコーディネートを考える事に繋がり、
それは全体の印象、スタイルを考える事に繋がるように思うのです。
また、タイの形は基本的には不変で、長さや幅などの微妙な匙加減で印象が変わると思うのですが、
それは基本的なアイテムに少しデザインを加えてブランドらしいアイテムに変えるという方法にも繋がるのかなぁと。
逆に、例えば馬具や鞄や靴などの工房から始まったブランドは、
そのアイテムに関しては高品質の物作りで信頼を得ている事が多いのですが、
そこからトータルのファッションへ展開していくのは難しいのかもしれませんね。
というのも、数シーズンでデザイナーが変わるところも多く、
ブランドとしてのスタイルがなかなか確立できない(?)のかな、なんて思ったりします。(偉そうなこと言ってすみません。)
デザイナーが変わることで常にトレンドの最前線に立ち続けるブランドも凄いと思いますが、
あまりトレンドに左右されずに長く独自のスタイルを維持し続けているブランドも凄いと思います。
ここ最近、僕が惹かれるのは後者の方かな。
そして、ラルフローレンは後者だと思います!
あらためて手持ちのラルフローレン を探してみると・・・
今回はここまでです。
ではでは。