スポンサードリンク

「王道の次」のスリッポンを探求! BURBERRY (壱)

 こんにちは。

 今日も晴れました。

 アイスクリーム日和でしたね。

 

 今季の僕はスリッポンな気分です。

 王道は以前取り上げた事があるので、

夏だ、ローファーだぁ!? ① ローファー の歴史 - 靴と歩む、僕の...

 今回は「王道の次」なスリッポンが気になっています!

 

 現在は金具装飾をアクセントにしたスリッポンをチェックしています。

 次はこちらのブランドです。

BURBERRY Shield

icon

 イギリスを代表する老舗高級ブランドですね!

 その歴史については、以前書いた事がありました。

今春はランニングシューズの気分です。(69)BURBERRY ⓪ 歴史(壱) - 靴と歩む、僕の...

今春はランニングシューズの気分です。(70)BURBERRY ⓪ 歴史(弐) - 靴と歩む、僕の...

 今回はざっと。

 

 1856年、21歳のトーマス・バーバリーハンプシャー州ベージング・ストーク洋服店を開業しました。

 彼は「衣服は英国の天候から人々を守るものであるべき」と考え、自らを「洋服の革命家」と名乗っていたそうです。

 

 1879年、ギャバジンを考案しました。

 通気性に優れ、悪天候に強く丈夫な布地は、レインウェアに革命をもたらしました。

 1888年には特許を取得しました。

 

 1895年、「タイロッケン(Tie-locken)」を開発しました。

 トレンチコートの前身と言われており、後にボーア戦争で英国の将校達に着用されました。

 1912年に特許を取得しました。

 

 1901年、公募により「馬上の騎士」のモチーフが誕生しました。

 騎士が持つ旗にはラテン語で前進を意味する「Prorsum」が書かれていました。

 

 1914年-1918年、第一次世界大戦中に「トレンチコート」が誕生しました。

 塹壕(トレンチ)での戦闘に耐えられるよう機能的なディテールが取り入れられ、50万着生産されました。

 

 1924年バーバリーチェックが誕生しました。

 レインウェアの裏地に使われました。

 

 1955年、エリザベス女王からロイヤルワラントを拝受しました。

 1990年、チャールズ皇太子(当時)からロイヤルワラントを拝受しました。

 

 1998年、高級ライン『プローサム』を設立し、ロベルト・メニケッティがクリエイティブディレクターに就任しました。

 2001-2002年秋冬コレクションを最後に退任されました。

 

 2001年、クリストファー・ベイリーがデザインディレクターに就任しました。

 最高責任者にまで昇進し、会社の価値を大きく引き上げました。

 2018年に退任しました。

 

 2018年、リカルド・ティッシがクリエイティブオフィサーに就任しました。

 2022年に退任されました。

 

 2022年、ダニエル・リーがチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任しました。

広告

 

 創業から160年を超える超老舗ブランドです。(尊)

 ギャバジンやトレンチコートに象徴されるように、外環境から体を守るための革新的な衣服を作ってきたブランドでしたね。

 その後はファッションブランドへと変わり、現在に続いています。

広告

AXES(アクセス)海外ブランドのファッション通販サイト

 

 それでは靴を見ていきましょう。

フォルム

icon

 パッと見て、個性的なフォルムですよね!?

 

 幅は、普通くらいでしょうか。

 ノーズ長は、中庸からほんのり長いかな。

 

 インサイドはストレート気味、

 アウトサイドは・・内向きのストレート気味!?

 そして、

 しっかりと横幅のあるスクエアトゥです!

 まずはここが個性的ですね!!

 

 ウェストは、絞られていますね!

 

 ヒールは、普通くらいでしょうか。

 ただ・・

 ちょっとスクエア気味!?!?(珍)

 撮影角度の影響でそう見えるだけなのかもしれませんが、

 よく見られるフォルムは丸みがあるラウンドなので、

 気になってしまいました!

 

 そう見ると、

 履き口こそ緩やかなV字を描いていますが、

 アッパーのアウトラインのシルエットは、

 ウェストからヒールへストレート気味に見えますね。

 

 なお、

 いつもは最後の方でチェックするのですが・・・

広告

 

 真後ろからの画像も拝見すると、

バックデザイン

icon

 上部は窄まっていて、下部は立体的な丸みがあり、

 ちゃんと踵を包み込むようなフォルムになっています。

 なお、

 ヒール最後尾で縫い割り、

 上部はトップラインを補強するテープがぐるりと回っています。

 後ろ姿は通常通りに見えますね。

 

 となると・・

 下部の膨らみを大きめにして、

 最後尾の後方への出っ張りを抑えると、

 上述したスクエア気味のフォルムに見えるのかなと。

広告

YOOX.COM(ユークス)

 大胆なスクエアトゥですが、ファッションブランドではちょいちょい見られるフォルムではあります。

 それに対して、老舗靴ブランドではあまり見られないフォルムだと思います。

 このような場合、ファッションブランドの靴の魅力が高まりますね!

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

広告

icon icon


スポンサードリンク