こんにちは。
今日は曇り気味の晴れ、くらいだったでしょうか。
雨は降らなかったですね。
・・・冷静に考えれば、
まだ5月だった訳で、、
本来は好天が普通だったのかなぁと思う今日この頃。
前回の続きです。
『BURBERRY』のスニーカーを取り上げようとしているのですが、
その前にブランドの歴史を確認しています。
BURBERRY
1999年、ブランドロゴを『Burberry's』から『Burberry』に変更しました。
デザインはアートディレクターのファビアン・バロンが手掛けました。
ここからは、こちらの記事も読ませて頂きました。(感謝)
1998年、『バーバリー』のより高級なラインとして『プローサム』を設立しました。
そしてクリエイティブ・ディレクターに『ジル サンダー』のアシスタントデザイナーとして活躍していたロベルト・メニケッティが就任しました。
2000年春夏シーズンからミラノコレクションでメンズラインが開始されました。
2000年に英国ELLESスタイルアワードにて「ブリティッシュ・ベスト・デザイナー賞」を受賞しました。
2001-2002A/Wを最後に退任されました。
更に、こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
2001年、『DONNA KARAN』や『GUCCI(トム・フォード)』で経験を積んだクリストファー・ベイリーがデザインディレクターに就任しました。
その当時、『バーバリー』のブランド価値は危ういほど低かったそうです。
ライセンス事業によってマーケットでの成功は収めていましたが、ラグジュアリーファッションとしての威信を失っていたのです。
2006年に就任したCEOのアンジェラ・アーレンツとともに、ベイリーはブランド再生に挑みました。
2004年にクリエイティブ・ディレクター、
2009年にチーフ・クリエイティブ・オフィサー、
アーレンツが2014年に退社した後は最高責任者に昇進しました。
全てのバーバリーのコレクションのみららず、キャンペーン、企業イメージのディレクション、建築、ウェブサイトなど、バーバリー のブランドイメージを統括しました。
2006年〜2013年の間に会社の価値を3倍に上げました。
2018年に退任しました。
ベイリーとアーレンツがラグジュアリーの民主化への道を開いた功績は今では業界の定石になっているのですね。
2018年、『GIVENCHY』で成功を収めたリカルド・ティッシがチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任しました。
当初はティッシのスタイルやイギリス人では無い事などから、業界では「バーバリーの真髄である「イギリス人らしさ」を表現することも、イギリス社会の複雑さを理解することも、ティッシの手には負えないだろう」と言われていたそうです。
しかし、ティッシはロゴデザインを刷新し、2019年に新モノグラムを発表し、著名人に着用されました。
2022年春には『Supreme』とコラボして話題になりました。
更に、こちらの記事を読ませていただきました。(感謝)
2022年9月28日でリカルド・ティッシが退任し、
10月3日に後任としてダニエル・リーが着任しました。
リカルドは2018年の就任から5年間務め、
2023年春夏コレクションがラストとなりました。
ダニエルは2018年(あっ! ↑)に『BOTTEGA VENETA』のクリエイティブ・ディレクターに就任し、同ブランドを一気にトレンドへ押し上げる手腕を見せました。
その前は、『CELINE』で大きな成功を収めたフィービー・ファイロの右腕だったそうです!
僕の中では「STAN SMITH」と関係するフィービー・ファイロ女史!
ダニエル・リー体制となってロゴも変わりました。
リカルドは創業者トーマス・バーバリーの頭文字「TB」を組み合わせたロゴを使いましたが、
ダニエルは1901年以来続く乗馬騎士のデザインに戻しています。
先の歴史の中でこのデザインの話がありましたね!
乗馬騎士のデザインも変遷があるようですが、ダニエルは「Prorsum」(ラテン語で「前進」)というワードが入った旗のデザインとしました。これはロゴが誕生した当初のデザインです。
ダニエル・リー就任最初のコレクションは今年2月に発表された「2023-24 秋冬」です。
秋冬についてはまた秋冬に。
今回はここまでです。
ではでは。