こんにちは。
今日は雨のち曇り・・・そしてゲリラ豪雨?
気象の変化が激しいですね、、。
『トリッカーズ』のキャップトゥダービーを取り上げています。
前回はドレス寄りなキャップトゥダービーでしたね。
今回は・・・どっちだろう??
Tricker’s MARGARET HOWELL別注 M7262
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ユーズドです。
サイズは71/2−5です。
ソックシートをチェックすると、
イギリスのファッションブランド『MARGARET HOWELL』の別注品ですね。
個人的には、フレンチトラッド的なミックスコーデのイギリス版とでも言いますか、
ブリティッシュトラッド・・・と言うと、そもそも本来の、正当な、クラシックなイギリスのスタイルの事だと思いますので、
それをカジュアルアレンジしたアメリカントラッド、フレンチトラッド 、に続く、
モダンブリティッシュトラッド(!??)、
を考える時に思い浮かぶブランドの1つです。(長っ)
本靴について他に情報は見つけられませんでした。
靴を見ていきましょう!
ホワイトバックス
アッパーはホワイトのスエードです。
という事は、いわゆるホワイトバックスで・・・しょうかね??
というのも、
ユーズドという事もあって真っ白では無くなっていますね。
むしろリアルなダーティーバックスでしょうか!!?
それとも、
そもそもこのような色だったのかな??
というのは、全体的な色味が整っているようにも見えるので。
ともあれ、良い感じのダーティーバックスだと思います!!
フォルム
カントリーシューズのようなボリューム感のあるフォルムでは無いですね。
おそらくドレスラインではないかと。
もしくはドレスとカジュアルの間でしょうか。
これまで見てきた中では、
ラストW2998とか、
ラスト13501なんかが、
ドレスとカジュアルの間を狙っていましたね。
ノーズは長くは無いですが短くも無く、中庸な長さでしょうか。
ボールジョイントはそれ程張り出した感じはしませんね。
トゥはしっかり丸みのあるラウンドシェイプです。
この後書いていきますが、クラシカルでスポーティーなアッパーデザインによく似合うフォルムですね!
キャップトゥ
トゥキャップの革の切り返しがあります。
長さは十分とられていますね。
ステッチにも注目です。
この点、一般的にカジュアルとされるダービー(外羽根)ではステッチ同士の間隔が開いたダブルステッチが多いように思います。
逆に、フォーマルにも対応するオックスフォード(内羽根)では近接したダブルステッチが多いように思います。
あらためて本靴を見ると、非常に近接したダブルステッチで、シングルにすら見えます。
加えて、毛足のあるスエードに馴染んでそれ程目立ちません。
印象としては結構エレガントな感じがしませんか!?
今回はここまでです。
ではでは。