こんにちは。
今日も晴れました。
ハロウィン・イヴ?の日曜日でしたね。
『パラブーツ』のキャップトゥダービーを取り上げています。
「Azay」の次はこちらです
Paraboot District別注 20YEARS SPECIAL Azay
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・・
「Azay」って、前靴(Paraboot ①)と同じでしょ?
・・そうなのですが、
・・・そうでも無いのです。
というのも、↓
ソックシートの刻印が見えますでしょうか?
ヒール側はいつもどおりの『Paraboot 〜 』ですが、
ウエスト側を見ると・・・
『District UNITED ARROWS』の文字がっ!
という事は、
『District』の別注なのですね!!
これをヒントに検索したところ、こちらの記事を見つけました。(感謝)
ずばり、『District』の公式ブログで紹介されていました!
2020年3月の記事ですね。
記事によると、
『District』が誕生して20周年に当たる年だったそうで、(祝)
そのメモリアルなタイミングにどのようなものをやるべきかスタッフとも様々な意見を交わして誕生したようですね。
『District』といえば、
栗野宏文氏がディレクターを務める特別なショップですよね!
「クリエイティヴィティとクラフトマンシップ」をテーマに掲げ、
モードからトラッドまで、厳選されたアイテムとファッションが展開されています。
そして、栗野氏は『Paraboot』の愛用者としても有名ですよね!!
ご本人のインスタでは今も履かれておられるお姿が拝見できますし、
検索してみるといろいろ情報が上がっていますね。(お手本)
こちらの記事では『パラブーツ』についてお話しされています!!(貴重)
2016年4月の記事ですね。
記事の中で「トラッド」と「リラックス」というキーワードが出ていますが、まさに現在のスタンダードともいえるのではないでしょうか。
では、靴を見ていきましょう。
ラスト
ラストについて記載が無いので正確なところは分かりませんが、
別注とはいえ「Azay」という名称ですので、
おそらくインラインの「Azay」と同じでは無いかと思われます。
であれば、ラストは①の時と同じ194でしょう。
「Avignon」や「William」とも同じでしたね。
「Chambord」に使われる283ラストと比べると、トゥが細く、甲も低く設計されていて、ややドレス寄りなフォルムとなっています。
キャップトゥダービーをミリタリーやワーク寄りでは無く、ドレス寄りに見せるのに向いていると思います。
それによりドレスにもカジュアルにも合わせられる現代的なキャップトゥダービーになりますね!
底付け
コバと接するアッパーの淵に厚みのあるウェルトが被さっています。
そのウェルトとアッパー(と中底)が太く丈夫なステッチで掬い縫いされていますね。
また、コバの上にも太く丈夫なステッチで出し抜いが施されています。
いずれのステッチも爪先から踵まで靴をぐるりと一周しています。
ここまではインラインの「Azay」と同じです。
違いは、、、
というところで、今回はここまでです。
ではでは。