こんにちは。
今日は雨のち曇りで、
蒸し暑さと涼しさを感じましたね。
秋の気配?
『トリッカーズ』のキャップトゥダービーを取り上げています。
今回はこちらです。
Tricker's DOORS別注 7816
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こちらもユーズドで、サイズは8hとの事です。
『URBAN RESEARCH DOORS』の別注ですので、現行品は見つからないかと。
ただ、「7816」という品番で探したところ、
こちらの記事を見つけました。(感謝)
「Spectator's show」の中の1足として紹介されています。
スペクテーターシューズは異なる素材ないし色で切り替えられたデザインが特徴ですよね。
という事は、そうしたデザインが映える革の切り返しがあるという事ですよね!?
でも、本靴はスペクテーターではないですが・・。(笑)
見ていきましょう!
ラスト
本靴のラストについての情報が見つからないので定かではありません。
が、先ほどの記事と同じモデルであるならば、ラストは13501ではないかと思われます。
まず、幅が細めです!
ボールジョイントもそれほど張り出していません。
ただし、トゥはそこまで絞られていない感じで、ややボリュームのあるラウンドトゥですね。
そして、やや長めのノーズです!
羽根の付け根から爪先までしっかり長さが感じられますね。
カントリーシューズの印象が強い『トリッカーズ』とは思えない(!?)、
ちょっとイタリアンな!?
ちょっとコンチネンタルな!??
色気のあるフォルムですね。(笑)
それではドレス用のラストなのかな?(?)
検索してみると、
Uチップダービーの「REX M7785」であったり、
Yチップダービーの「KILSBY 6214/3」や、
カントリーブーツにも採用された事があったようです。
つまり、
ドレス用のラストという訳でも無いようで・・。
今一度冒頭のコラムを拝読すると、
なるほど!
「カントリーコレクションが頭打ちになった頃に(いつ頃??)
新しくドレスとカントリーの中間ラインを作ろうと言う事で考案された
比較的新しい木型」
とありますね。(!)
そういう意味では、以前取り上げたW2998ラストと同じようなポジションでしょうか!??
フォルムはだいぶ違いますが!
スウェード
アッパーはブラウンのスウェード、ないしヌバックでしょうか。
毛足がとても短く、整っていますね。
色味はダークブラウンやチョコレートブラウンほど暗く・濃くは無く、
キャメルほど明るくも無く、
ミディアムブラウンになるでしょうか。
イギリス靴ではSNUFFという名前で見かける事が多いように思います。
起毛革でもそれ程重たい印象では無く、
毛足が短い事で適度なドライ感もありますね。
アッパーの装飾デザインも見えやすいです。
今回はここまでです。
ではでは。