こんにちは。
今日も晴れましたが、とても寒かったぁ。
振り返れば、月曜日の夜からでしょうね。
空気が冷たくなったように思います。
更にチェルシーは続きます。(どこまでも・・・)
もぉひぃとぉつぅ〜、チェル・・(もういいですか。苦笑)
でも、ほんと、、、
終わらないんじゃ無いかって・・・(怖)
いや、(気合)
これが今の最新版だとおもいます!!
「13」が見つからないので。(笑)
CROCKETT&JONES CHELSEA 12
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前回のチェルシー11と同じタイプのカジュアルな印象ですね!
デザイン
革の切り返しがあるタイプのサイドゴアブーツです。
ゴアの中央下に縫い合わせのステッチがありますね。
ゴアは長方形型です。
実にオーソドックスなデザインですね。
シャフトの長さはわずかに短めでしょうか。
プルストラップは踵側だけです。
378ラスト
2018年の春に登場したラストです。
2000年に登場したラスト335をベースに、踵周りを小さくしてフィット感を高めたラストです。
・・・って、
どこかで聞いたような気が!?
実は、378ラストは以前にも登場しています。
プレーントゥダービーの「セッジムーア3」と「ラナーク3」です。
程よいボリューム感のあるラウンドトゥですね。
ノーズも短くは無いですね。
ところで、
ラスト378のベースとなったというラスト335ですが、
前回取り上げた「チェルシー11」のラストが335でしたね!
ちょっと比較してみましょうか。
↓「12」です。
↓「11」です。
同じ?(笑)
ラストの違いは見た目からは分からないですね・・・。
スコッチカントリーグレインレザー
大麦の穂のような不揃いなシボが特徴の型押しレザーです。
傷が目立ちくく、樹脂加工されているので悪天候にも割と強いですね。
タフで実用的な革です。
・・・って、
「11」の時にも書きましたね。
だって、同じ革ですから!(笑)
プレーントゥならではと言いますか、
ましてサイドゴアブーツは使われる革一枚の面積も大きいので、
シボの表情が活きるデザインの靴ですね!(好)
オールアラウンドグッドイヤーウェルト製法
出し抜いのステッチが踵までぐるりと靴を一周するダブルウェルトです。
ストームウェルトもついています。
カントリーシューズと同様の仕様で、悪路でも歩ける実用的な作りですね。
そして、ボリューム感もたっぷり!
というのも、「11」と同じですね。(笑)
そうそう、ラストのところで「コンパクトな踵」と書きましたが、
確かに丸みと絞りのメリハリが効いていますね!
ダイナイトスタッドソール
グリップ性に優れていながら、ゴツさを抑えたスマートな見た目のラバーソールです。
「11」はゴツゴツしたVibramのタンクソールでボリューム感たっぷりでしたので、
やっとはっきりとした違いが出てきましたね!
ダイナイトスタッドソールはドレスシューズにも使われるソールですよね。
「12」の位置づけがここから想像できるように思います。
それは次のまとめの中で。
まとめ
一見すると「11」と変わっていないように見え(思え)る「チェルシー12」ですが、細かく見ると違いがありました。
踵のフィット感を高めるラストの微修正と、ややドレス寄りのダイナイトスタッドソールです。
つまり、少しドレス感を意識した方向へ進んでいますね。
因みに、もう少しドレス感を上げると「5」に戻るのかな!??(笑)
ラストは「11」と同じ335で、シングルウェルトのシングルソールというドレスシューズと同じソールですから。
僕の勝手な想像ですが、ボリューム感のある靴のポジションが少し変わったのかなぁと。
「11」の当時は、ボリューム感のある服はカジュアルと一部のモードで取り入れられていたくらいだったのではないかと思います。
そして、ドレススタイルはまだ細身でスマートなデザインが主流で、合わせる靴もスマートなデザインが正統でした。
そういう中では、ボリューム感のある靴はカジュアルシューズという認識が強かったでしょうね。
なので、「11」はカジュアルと合わせる靴、ドレスの外しとして合わせる靴、というポジションだったのではないかと。
その後、ボリューム感のある服が定着していき、ドレススタイルにもその影響が入ってきたように思います。
そうなると、ドレスに合わせられるボリューム感のある靴が必要になってきますよね。
また、ドレススタイルにも着心地が良くて実用的な形や素材を取り入れる事が許されてきてきています。服の進化とも言えますし、リラックスしたいという時代の空気とも言えるでしょうか。
ドレススタイル自体が機能的なカジュアル化を許容してくれば、ドレスシューズにもカジュアル化が許容されてきますよね。
そんな流れで、カジュアルはもちろん、ドレスでも通用するポジションへと移ってきたのかな??
そこで登場したのが「12」なのかな、と。
ただ、「11」が古いという感じもしないですね。
だって、ほぼ同じですから。(笑)
踵のフィットも人それぞれですから、コンパクトな「12」が合わない方もおられると思います。
最後ににもう一度まとめておきましょうか。(へとへと)
チェルシーのまとめ
チェルシー1は、たぶん238ラスト。
シングルウェルトのシングルソール。スクエアトゥでドレス寄り。
チェルシー2は、情報見つからず。
チェルシー3は、ラスト238。
ワックスカーフ。シングルウェルトのシングルレザーソール。スクエアトゥでドレス寄り。
チェルシー4は、情報見つからず。
チェルシー5は、ラスト335。
シングルウェルトのシングルソール。少しボリューム感があるラウンドトゥで、綺麗目なカジュアル寄り。
チェルシー6は、ラスト341。ビームス別注。スナフスエード。
シングルレザーソールでヒドゥンチャネル仕上げ。エッグトゥでドレス寄り。
チェルシー7は、情報見つからず。
チェルシー8は、ラスト341。
ワックスカーフ。シングルウェルトでシティレザーソール。ドレス寄り。
2014年11月の記事を見つけました。その中で「最新作」として紹介されていますね。
冬のテッパン英国ブーーーツ!Crockett&Jones(クロケットアンドジョーンズ)ISLAY(アイラ)&CHELSEA(チェルシー)8 | guji(グジ)公式ブログ
チェルシー9は、ラスト314。バーニーズニューヨーク別注。
シングルウェルトのシティラバーソール。スクエアトゥでドレス寄り。
チェルシー10は、情報見つからず。
チェルシー11は、ラスト335。
スコッチグレインカーフ。ストームウェルトの付いたダブルウェルト。ビブラムタンクソール。ややボリューム感のあるラウンドトゥでカジュアル。
チェルシー12は、ラスト378(335をベースに踵を修正)。
ストームウェルト付きのダブルウェルト。ダブルソールのダイナイトソール。ややボリューム感のあるラウンドトゥでカジュアル寄り。
僕、もう灰になってます・・・(完全燃焼)
ではでは。