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キャップトゥダービーで! (69)EDWARD GRENN ①イミテーションキャップトゥ (B) ダービー

 こんにちは。

 今日は晴れました。

 朝晩はだいぶ涼しくなりましたが、やはり日中はまだ・・・。

 

EDWARD GREEN  イミテーションキャップトゥダービー


 

 ユーズドです。

 モデル名は分かりませんでした・・・。

 

 前回はイミテーションキャップトゥのところまで書きました。

 では、続きです。

ダービー(外羽根)

 ヴァンプの上にクォーターがあり、羽根が観音扉(日本的??笑)のように大きく開く構造です。

 ダービー(外羽根)ですね。

 

 ハトメは金属が外から見えません。

 内ハトメです。

 ドレスシューズと同じ仕様ですね!

 

 羽根をよ〜〜く見ると・・・

 レースホールの数が・・・

 4対?

 

 この点、現代のオーソドックスなデザインは5対だと思います。

 『エドワードグリーン』では、

 「チェルシー」も「バークレー」も、

 「ドーバー 」も「カーディフ(今後取り上げる予定です!)」も、

 5対、つまり5ホールですよね。

 

 でも、本靴は4ホールです。

 レースホールが1つ少ない分、羽根自体も少し小さい(短い)デザインとなっています。

 それによって、ヴァンプのスペースが大きく(長く)なり、ノーズも長く見えますね!

 更に、スマートなノーズ長のラスト82ですので、一層です!!

 

 ドレス感を強く意識したダービーなのかなと思われますね。

 

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クォーター

 クォーターのデザインは羽根の付け根から後方へカーブを描いてソールへと落ちていくカットラインです。

 オーソドックスなダービーのデザインですね。

 

 ところで、

 『エドワードグリーン』のクォーターといえば、

 レースホールの脇に施されるステッチによる「スワンネック」が象徴的ですよね?

 しかし、

 本靴にはスワンステッチがありません。

 特に装飾の無い、プレーンな、一般的な、クォーターデザインです。

 

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ソール

 出し抜いのステッチはトゥからウエストまでです。

 ヒールは釘打ちです。

 シングルウェルトのグッドイヤーウェルト製法で、ドレスシューズの底付けと同じ仕様ですね。

 アウトソールには後付けのハーフラバーが貼られていますが、

 シングルレザーソールです。

 ここもドレスシューズと同じ仕様です。

 

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感想

 ダービーシューズではありますが、

 カントリー寄りというよりも、ドレス寄りなデザインですね。

 

 象徴的なスワンネックはありませんが、

 イミテーションキャップトゥというのは珍しいように思います。

 これまで見てきた靴でも、

 カントリー・ミリタリー寄りなモデルでは見られましたが、

 ドレス寄りなモデルでは見なかったですし。

 

 そして、4ホールというのも、

 『トリッカーズ』のカントリー寄りモデルで見られましたが、

 ドレス寄りなモデルでは見ませんでした。

 

 これらの特徴的なディテールはカジュアルな要素なのかもしれませんが、

 本靴においてはむしろドレス寄りな要素に見えます。

 さすが『エドワードグリーン』というべきでしょうか。

 

 そういえば、以前「エボリューション」の事を書きました。

キャップトゥでもダービーで! Edward Green BORDON ㉓ エボリューション - 靴と歩む、僕の...

 ひょっとしたら、過去に手本となるデザインがあったのかも?

 興味が尽きませんね。(楽)

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


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