こんにちは。
今日も晴れました。
湿気を感じる暑さでしたね、、。
『エドワードグリーン』のキャップトゥダービー「ELMSLEY」を取り上げています。
EDWARD GREEN ELMSLEY
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ユーズドです。
前回はトゥキャップまで書きました。
淵にブローギングが施されたパンチドキャップトゥでしたね。
では続きです。
ダービー
クォーターの革の切り返しのあるダービーです。
羽根の付け根から後方へカーブを描いて落ちていくカットラインです。
オーソドックスなダービーデザインですね!
ステッチは少し間隔を開けたダブルステッチです。
ダービーという事もあり、ややカジュアルなデザインですね。
パンチドキャップトゥという点とも関係しているのかもしれませんね。
羽根に注目すると、
5ホールの内鳩目です。
ここはドレスシューズと同じ仕様です。
そして、
レースステイの脇には「スワンネック」と称されるステッチが施されています!!
『エドワードグリーン』のアイコン的なデザインですよね。
らしさが感じられます!(嬉)
因みに、パンチドキャップトゥオックスフォードの「BARKELEY」にもあります。
やはり何だか繋がりを感じてしまいますね・・。
後ろ姿
アウトサイドカウンターの革の切り返しはありません。
踵の縫い合わせは縫い割りです。
両脇にステッチが表れるデザインです。
ここまでは「BERKELEY」とも共通する仕様です。
違いは上端ですね。
本靴「ELMSLEY」はドッグイヤーです。
それに対して「BERKELEY」は小さな別革が縫い付けられています。
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オックスフォードとダービーの違いを意識しているせいか(!?)、
ドッグイヤーの方がカジュアルにも見えてくるような・・・
耳が大きめなせい??(笑)
ソールのヒールもチェックしておきます。
コバの張り出しは殆どありません。
ヒールカップの膨らみよりも幅が抑えられたヒールです。
ドレスシューズと同じ仕様ですね。
ソール
後ろ姿でチェックした事から、
シングルウェルトのグッドイヤーウェルト製法ですね。
コバの張り出しも、ソールの厚みも抑えられています。
ドレスシューズと同じ仕様ですね。
シングルレザーソールで、出し抜いのステッチを隠したヒドゥンチャネルで仕上げられています。
感想
基本的なデザインはパンチドキャップトゥオックスフォードの「BARKELEY」とよく似ていますね。
それをダービーに変更したような印象です。
パンチドキャップトゥは若干装飾性が高まるため、
キャップトゥよりも少しカジュアルな印象ですね。
キャップトゥダービーはドレス寄りからカントリー寄りまで幅の広いバリエーションが可能となります。
つまり、ドレス要素とカジュアル要素のバランス加減ですね。
好みに合ったデザインを探す楽しみがありますね!
今回はここまでです。
ではでは。