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今夏もランニングシューズの気分です! (134) JOHN LOBB ① FOUNDRY (陸)

 こんにちは。

 今日は昼立ち(昼間の雷雨)のち晴れ、でした。

 久しぶりの一雨で暑さが少し和らいだかな・・とも思いましたが、

 やはり蒸っと感がありますね。

 

 前回の続きです。

 『JOHN LOBB』の(僕の)「FOUNDRY」を取り上げています。

JOHN LOBB FOUNDRY

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 前回は、バックデザイン、ライニング、について書きました。

 ドレスシューズには見られない、スニーカーならではのデザインが見られましたね。

 

 

 こちらのデザインもスニーカーならでは!?

インソール

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 インソールは取り出す事ができるカップインソールです。

 スニーカーらしいディテールですね!

 

 せっかくなのでトゥの位置を確認すると、

 センターよりインサイド寄りです。

 ここにもラストの特徴が現れているのですが、

 それについては次の項で。

 

 表面はホワイトレザーのように見える・・化学素材だと思います。

 後で取り上げる裏面の上に貼られていて、つまり2層構造です。

 表面の方が薄く、裏面の方が厚みがあります。

 踵のあたりに『JOHN LOBB』ロゴが型押しされていますね!

 

 因みに、インソールの下、つまり靴本体のインソールはフェルト素材のような質感です。

 ホワイトのフルソックで、踵の辺りに『JOHN LOBB』ロゴが型押しされています。

 デザイン自体はカップインソールとほぼ同じですが、

 クッション性が無いです。

 

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 それでは、カップインソールの裏面も見てみましょう。

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 ライトグレーで、ウレタン系素材でしょうか。

 適度なクッション性があります。

 

 前方のデザインはダイヤモンドパターンです。

 このデザインは後で取り上げるあの箇所とリンクしているように思います。

 こちらはインソールの裏面なので見えない箇所ですけどね。(笑)

 他に機能的な意味もありそうですが、情報が無いので分かりません。

 この辺りのクッション性は薄い感じです。

 

 後方のデザインはプレーンです。

 ただし、クッション性は厚めな感じです!

 

 こうしたクッション性はスニーカーならではの履き心地ですね。

 

 

ラスト1019
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 「Foundryのために作られた、現代的なスニーカー用ラスト」です。

 他に詳しい情報が見つからないので、僕の感想も含めて書いてみたいと思います。

 

 幅は普通くらい、

 ノーズ長は中庸〜ほんのり長いかな位、

 だと思います。

 

 インサイドカーブは抑えめで、ストレート気味でしょうか。

 アウトサイドカーブはしっかり効いています。

 

 ウエストは適度な絞り、

 ヒールは普通くらいです。

 

 更に、正面からも。

 


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 全体がアウトサイド側へ落ちるような傾斜していますよね。

 

 足の形に合わせた、少し内振り寄りのラストですね。

 

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 この点、インサイドストレート&アウトサイドカーブといえば、

 エドワードグリーンのラスト202や、

 オールデンのモディファイドラスト、

 が有名です。

 僕も以前書いた事がありました。

キャップトゥでもダービーで! Edward Green BORDON ② ラスト202 - 靴と歩む、僕の...

 

 足にフィットして、歩行をしっかりサポートし、長時間履いても疲れにくい事で評価の高いフォルムですね。

 ただし、そこにフォーカスし過ぎると、ドレスシューズとしてのスマートさが弱くなりがちです。

 そのバランスが各ラストの特徴でもあり、

 『ジョン ロブ』のラスト7000やラスト8695等は内振りとは言われませんね。

 

 「Foundry」に戻ります。

 本項の冒頭でも書きましたが、

 ラスト1019は「Foundryのために作られた、現代的なスニーカー用ラスト」です。

 その「Foundry」はランニング(ウォーキング)シューズを意識してデザインされたスニーカーだと思います。

 そこから、ラスト1019は内振り寄りが採用されたのかなと想像しています。(楽)

 

 しかし、そうは言ってもジョンロブです!

 トゥは意外と(?)コンパクトなラウンドトゥで、

 コンフォートスニーカーというより、もう少しスマートさが取り入れられています!

 ここで、初期の頃のスニーカーを思い出しました。

真っ白なテニスシューズを履きたい気分(54)JOHN LOBB ③ WINNER - 靴と歩む、僕の...

 2003年に登場した「SPRINT」ではラスト7000が、

 2009年頃に登場した「WINNER」ではラスト8695が、

 使われていましたね。

 つまり、ドレスシューズのラストです!

 ラスト1019もそうした系譜の中で生まれたスニーカー用ラストなのかもしれませんね。(楽)

 

 全体を眺めると、ボリューム感のある大きめなフォルムに見えるかもしれませんが(?)、角度によってスマートな一面が見え、やはりドレスシューズブランドだなと感じます。

 

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 実際に履いた感想も少し。


 前提として、

 サイズ感はドレスシューズに近く、

 いわゆるスポーツブランドの感じとは異なります。

 つまり、

 素足のサイズで選ぶ事が出来、

 捨て寸分を足したサイズを選ぶ必要はありません。

 これはドレスシューズブランドが作るスニーカーや、そうしたファクトリーに製造委託しているファッションブランドのスニーカーの多くに当てはまるように思います。

 ただ・・・

 僕はスニーカーソックスで履きたいのでハーフサイズ上げました。(笑)

 それでもナイキ等より1.5サイズ程下です。

 

 その上で、「FOUNDRY」についてです。

 アッパーやライニングの影響で、足当たりには適度なクッション性、柔らかさを感じます。

 ですので、素材からして足を包み込むような感じなのですが、

 フォルムからもドレスシューズのような立体的なフィット感が感じられます。

 こうしたフィット感はやはり老舗ドレスシューズブランドだと思いますね!

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

CASETiFY


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