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真っ白なテニスシューズを履きたい気分(59)JOHN LOBB ⑧ LEVAH

 こんにちは。

 今日は雨も上がって、気温も上がって、、ちょっと暑かったです。

 夜は短時間でしたが、夕立?

 雷も少し鳴りました。

 

 それでは「LEVAH」を見ていきましょう!

JOHN LOBB LEVAH

  2015年の秋冬コレクションで登場して以来、今季も継続されている定番モデルです。

 

 今回もこちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)

新生「ジョンロブ」第一弾となるスニーカー「LEVAH」|JOHN LOBB - Web Magazine OPENERS(ウェブマガジン オウプナーズ)

 

 そして、実際に愛用されておられる方の記事も見つけました。(感謝)

rmlifestyle.blog.fc2.com

  大変参考になる情報ですね。

 それでは「レヴァー」を見ていきます!

 

フォルム

 低く平たいフォルム、

 中庸なノーズ長、

 長い外羽根、

 基本的なフォルムデザインは「スタンスミス」に倣った、

 というより、、、

 「1923年のテニスシューズ」がベースだそうなので、こちらの方がよりクラシックなのかな??

 

 そして、「レヴァー」はこれまで取り上げてきたテニスシューズとは大きく異なるデザイン的な特徴があります!

 それをチェックしていきたいと思います。

キャップトゥ 

  テニスシューズでキャップトゥというのはあまり見ないですよね!?

 オリジナルはジョンロブのアーカイブにあった1923年のテニスシューズだそうなので、当時はキャップトゥだったのかもしれませんね。

 ドレスシューズでは、バルモラル(内羽根)のキャップトゥはフォーマル寄りのデザインです。

 イギリス靴の伝統的な意匠を現在のスニーカーに採用するところはジョンロブらしいですね!

 

 これは僕の勝手な妄想ですが、ひょっとしたら1923年のテニスシューズはバルモラルだったのかも??!

 つまり、ホワイトアッパーのバルモラルのキャップトゥですね。

 それではホワイトバックスと変わらないかな。

 オリジナルはどんなデザインだったのでしょうね!??(興味)

 

 話を戻しますね。

 僕が気になった点がもう1つ。

 それはラスト、特にトゥシェイプです。

0315ラスト

 0315ラストはスニーカー専用ラストだそうです。

 基本的には先に書いた通りのテニスシューズらしいフォルムなのですが、

 ボールジョイントからトゥにかけてのカーブが少し鋭角気味ですよね!?

 その為、トゥのラウンドも少しシャープな印象がします。

 この点、例えば「スタンスミス」はもっと丸みがありますね。

 

 このシャープなトゥシェイプとキャップトゥとが相まって、ドレス感がありますね。

 このようなラスト設計はドレスシューズブランドの本領発揮ではないでしょうか!!?

 

羽根

  長い羽根のダービー(外羽根)です。

 「スタンスミス」のよう・・・でありながら、ちょっと違う印象ですね!??

 それは少しだけ短めだからだと思います。

 

 キャップトゥの革の切り返しがある事から、羽根の付け根がやや後方に位置していますね。

 アイレットの数も6対で、「スタンスミス」より1対少ないです。

 

 そして、外鳩目です。

 ここはカジュアルな印象ですね。

 

レザー

 クォーターとタンはスエード、

 トゥキャップとパイピングはヴェルヴェティーンカーフ

 が使われているそうです。

 

 上に掲載した画像を見ても、いかにも足当たりが柔らかそうですよね。(憧)

 毛足も非常に短くて細やかです。

 やはり上質な中でも上質なレザーなのでしょうね。

 

 ヒール

 

  ヒールパッチは無く、シンプルな割り縫いです。

 ヒールカップの立体感が伝わり、まるでドレスシューズのようです。

 非常に美しいですね!

 

ソール

  アウトソールの側面には少し太めのステッチが靴を一周しています。

 オパンケ製法でしょうね。

 そのステッチのカラーが優しいイエローとなっています。

  底面は刻み込みでは無く、細かな皺のような凹凸デザインです。

 

 感想

 カジュアルなスニーカーにフォーマルな要素が入ったデザインですね。

 パウラ女史も「スーツやデニムとも合わせられるものをデザインしました」とのコメントを出されています。

 それが他ブランドの多くに見られるテニスシューズデザインとは異なる個性的なデザインとなっていますね。

 2015年の発表から5年以上が経ち、現在も作られている事から、息の長いモデルとなりつつあります。

 この個性的なデザインがクラシックとなり得るか!?

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 

 


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