こんにちは。
今日も曇り気味の晴れ??
雨は無かったかな。
流石に肌寒さより蒸し暑さへと変わってきましたね。
キャップトゥダービーに注目しています。
前回は僕が関心を持つきっかけとなった『クロケット&ジョーンズ』の「NORWICH」を取り上げました。
相変わらずカッコイイですね!!
見れば見るほど色々な気付きがあり、魅了されます。(楽)
今回も『クロケット&ジョーンズ』のキャップトゥダービーです!
CROCKETT&JONES BRADFORD コードバン
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こちらもドレス感の感じられるキャップトゥダービーですね。
見ていきましょう!
シェルコードバン
商品説明を読んで驚いたのですが、
なんと「シェルコードバン」が使われています!!!
明記されていないので定かではありませんが、
「クロケット&ジョーンズ」で「シェルコードバン」とくれば・・・
おそらく「ホー○ィン社」の代物ではないかと。
しなやかな質感、滴るような艶は、コードバンならではの表情ですね。
エイジングしていくと畝るような履き皺も表れます!
上の画像でも、ボールジョイント箇所のカーブとか、クォーターの革の切り返し箇所の窪み等に色気がありますね!!(美)
ラスト341
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
ラスト(木型)の紹介 | クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones) | Trading Post 公式通販
2003年に登場したラストなのですね。
長過ぎず短過ぎないバランスで、シャープさとボリューム感が共存する絶妙なバランス。
フォーマルからビジネス、スポーティーなカジュアルスタイルにもマッチする汎用性の高いラストとの事。
ラスト341のアイテムを拝見すると、なるほど、
ドレス感のあるショートブーツの「CHELSEA8」や
フォーマル対応のプレーンオックスフォード (内羽根)の「CHEAM」にまで採用されています。
そして映画『007 SPECTOR』で採用されたフルブローグダービー「SWANSEA」ですね。
「SWANSEA」を履かれている方の記事も見つけました。(感謝)
15年もののスウェードモデルで、良い感じにエイジングされていますよ!
「BRADFORD」に戻ると、
確かにフロントには適度なボリューム感がありつつも、
トゥやウェストの引き締めも効いていて、
上品なドレス感が感じられますね!
ドレスとカジュアルの双方を狙う、キャップトゥでもダービーというデザインにも合っているように思います。
前回の「NORWICH」はシャープで現代的な印象でしたが、
今回の「BRADFORD」はもう少しマイルドでクラシカルな印象ですね。
キャップトゥ
爪先にはトゥキャップの革の切り返しがあります。
ステッチは少し間隔を開けたダブルステッチですね。
この点、オックスフォード(内羽根)の場合、ここの間隔を出来るだけ開けないようにする傾向があるように思います。
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間隔を開けない方がステッチの存在感も薄くなり、目立ちませんね。
シングルステッチに近い感じでしょうか?
そのため、ドレス感が高くなるのではないかと思います。
対して、間隔を開けるとステッチの存在感がはっきり表れますよね。
そのため、ややカジュアル寄りな印象となるように思います。
「BRADFORD」はややボリューム感のあるラストという事もあってか、若干カジュアル寄りのキャップトゥとしているのかもしれませんね。
因みに、前回取り上げた「NORWICH」は間隔の狭いドレス寄りのキャップトゥでしたね。
今回はここまでです。
ではでは。