こんにちは。
今日は晴れました。
気温も上がりましたが、風が少しあったおかげでそこまで厳しくは無かったかな。
靴の話をお休みして、
ここしばらくの僕のモヤモヤ、
なんだか言葉が出てこない(浮かばない)というモヤモヤ、
を口実に、あれこれボヤいています。(笑)
先日、柳家小三治師匠の俳句の話を取り上げましたね。
師匠の6月の句に影響されて(?)、
ちょうど今6月ですし(!)、
僕の紅茶熱が久しぶりにふつふつと沸いてきまして、
こちらの本を手に取りました。
世界のティータイムの歴史
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最近の僕は、
「キャップトゥダービー(英国靴)」に、
「サンドウィッチ(は銀座で)」に、
「紅茶」、
なのです!
折しもTV番組ではエリザベス女王のプラチナジュビリー!(祝)
イギリスの紅茶が気になって仕方がない今日この頃。
イギリスの紅茶と言えば、
本によると、
1650年代、どんより空のイギリスに、意思堅固で塾考気質なイギリス人のもとに、華やかな茶が入ってきた様子をイメージすると、茶がいかに愛されたかが想像できます。
こうしたイメージが思い浮かぶのも、さすがプロが書いた文章(言葉)だなぁと思います。
当時は物流も大変ですから、茶は非常に貴重で高価なもので、裕福な上流階級しか飲めないものでした。
そのため、肖像画で描かれる茶や茶器は富の象徴でもあったのですね。
茶葉の価格が下がり、万人が飲めるようになったのは1850年代に入ってからだそう。
そうそう、
巷では「ヌン活」なる言葉があるそうで、
3段のケーキスタンドに、サンドウィッチ、スコーン、ペストリー。
・・・意外とボリュームがあって、3時のおやつにはちょっと多くありませんか??
って思いません?
どうやら「アフタヌーンティー」が誕生した背景にある生活スタイルが今とは違うからではないかと思われます。
これは歴史的な話なので書いても大丈夫だと思いますが、
アフタヌーンティーの始まりは、ヴィクトリア女王の侍女であった第七代ベッドフォード公爵夫人アンナ・マリアと言われているそうです。
これまで昼間か夕方に一日のうちで最もしっかりとした食事をしていた生活スタイルが変わり、時には午後8時か9時といった夜遅くにずれこんだそう。そして、昼食も軽く済ませるようになったそう。
そうなると昼食から夕食までの時間が長くてお腹が空いてしまいますよね。
そこで公爵夫人は私室に茶道具と食べ物を揃えさせ、ごく限られた夫人客を招き、5時から密かな間食会が開かれるようになったそうです。(秘)
それが1840年代との事。
しかし、「午後5時のお茶」はひそやかどころか広く知られる事となってしまい、1850年代半ばにはアフタヌーンティーは英国の慣習としてしっかり根付いたそうです。
っていうか、3時のおやつってそもそも何?
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
おやつの時間が「3時」の理由は?適量のおやつは身体に良い! – こだわりのもり、おいしさのもと morimoto|北海道千歳市の菓子工房 もりもとのウェブサイトへようこそ
江戸時代頃に生まれた説によると、
当時の食事は一日二食だったそうで、朝と夕の間の体力維持として「八刻(やつどき)」、今の14時から16時までの間に軽食をとっていたそうです。
日本からも何か素敵な「御八つ」スタイル・文化が作れないかなぁ。
話を戻すと、
アフタヌーンティーのボリュームは、昼食や夕食の時間帯やボリュームとも大いに関係しているのだと思います。
一日二食の当時であれば伝統的なあのボリュームでしょうし、
一日三食の現代であれば、単品でも良いのかもしれませんね。
つまりそれがカフェですよね。
とはいえ現代は人々の生活習慣も食習慣も多様ですので、人には人のアフタヌーンティー!?(笑)
ではでは。