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さり気なく、華やかに、シングルモンク。 (30) SANDERS MEDALLION PUNCHED SANDAL

 こんにちは。

 今日は曇りと小雨がパラっと降ったみたいです。

 夜は風が強いですね。

 また一気に寒くなるのかなぁ・・。

 

 前回はSANDERSのレディースシューズを取り上げました。

 その終わりに「こういうメンズライクな靴をコーデに取り入れる事で逆に女性的な魅力が引き立つ(のでは)」という僕の超個人的な思い、というか願望ですね(夢)、を書きました。

 でも、それってメンズにも言えるのかも!??

 ってふと思いました。

 レディライクなアイテムを取り入れる事で男性的な魅力が引き立つ事も・・・あるのかな??(謎?)

 自分で書いておいてナンですが、自分では分からないものですね。(苦笑)

 僕がそう思った原因は、ミキモトコム・デ・ギャルソンとコラボしたパールのアクセサリーですね。

 広告を見て以来、パールのネックレス等のアイテムも気になっています。

cdg-freak.com

 僕の個人的な受け止めとしては、これまでのメンズファッションの根幹に最大級のインパクトを与える作品だと思っています。

 これが一過性のものでないとすると、メンズファッションの大きな転換点となるでしょうね。

 その答えはもう少し時間をかけてみないと分かりません。

 

 さて、靴に戻りましょうね。

 所謂「メリージェーン」スタイルのシングルモンクですが、以前取り上げたTricker'sの靴のように、メンズでも作られています。

 ただ、個人的にはメンズシューズとして取り上げる時に「メリージェーン」と呼ぶのはちょっと違和感がありますね・・・。(苦笑)

 あ、でも「Marimekko」(「マリちゃんのドレス」)は特に違和感が無いなぁ。

 ともあれ、サンダースからはこちらを見つけました!

SANDERS Medallion Punched Sandal

 現行品では見つけられませんでしたので、ユーズドです。

 おそらくJOURNAL STANDARD別注のこちらのモデルではないかと思います。

wear.jp

 それでは靴を見ていきましょう。

 

ラスト

 記載が無いので不明です。

 

 ただ、実はアウトサイドカウンターの外側にあの王冠デザインが刻印されているようです。

 だとすると・・・「ミリタリーコレクション」!!?

 だとすると・・・ラスト266!!?

 

 だとすれば、以前取り上げたこちらお同じでしょうか。

ベーシックを追求! プレーントゥダービー ㉑ サンダース オフィサーシューズ(1) - 靴と歩む、僕の...

 基本的には中庸な、つまり、

 狭くも細くも無い幅で、長くも短くも無いノーズ長で、低くも高くも無い甲高で、

 英国的な引き締まった印象が守られたコンフォートなラストだと思います。

 

 トゥの丸みも中庸ですね!

 

デザイン

 

 前回の靴と同じく、羽根とタンが無いデザインが一番の特徴ですね!

 サンダースでは「サンダル」という位置づけです。

 だとすると、秋冬にはラインナップから外れるのかもしれませんね。(??)

 (ソックスを合わせると行けそうだけどなぁ・・。)

 

 ただし、前回の靴と違って、トゥキャップやアウトサイドカウンターの革の切り返しがありません。

 ・・おっ!、何気にホールカット構造ですね!!

 そして、トップラインやストラップなどにもパーフォレーションがありません。

 トゥにメダリオンだけが施されています。

 

 かなりシンプルな装飾ですね。

 更に、コバの色がナチュラルですよね。

 明るい色味によってより一層軽やかな印象となっています。

 

 前回のフルブローグが重厚な印象だったのに対して、本靴は薄く軽やかな印象ですね。

 むしろこちらの方がレディースっぽいデザインかなと思います。

 

ストラップ、バックル

 ストラップはやや太めです。

 それに対応してバックルもやや大きめです。

 角に丸みのある正方形に近いフォルムですね。

 

 バックルの色はシルバーです。

 この点、バーガンディーやブラン系のアッパーにはゴールドが合わせられる事も多い印象があるのですが、シルバーを合わせるのは現代的な感じがします。

 

 モンクストラップシューズはバックルがアクセントになるデザインですが、本靴はサイズも少し大きめなので存在感がありますね。

 アッパーの装飾デザインも控えめでプレーンな印象なので、より一層引き立っていると思います。

 

ソール

 ヒールのコバが張り出していて出し抜いのステッチが掛けられています。

 オールアラウンドグッドイヤーウェルト製法でしょうね。

 アウトソールはイギリスITSHADE社のCommande Soleで、スタッデッドパターンです。

 ラバーソールの中ではゴツく無いので、ドレス感のあるソールですね。

 

感想

 サンダルというだけあって、軽やかな印象のドレスシューズですね。

 とはいえ、クローズドトゥですので適度なフォーマル 感(?)もあります。

 モンクストラップシューズの歴史はアルプス地方の修道士のサンダルをクローズドバージョンにしたものから初まったそうなので、意外と原型に近かったりするのかも??

 

 また、現代のレディースシューズに有ったとしても違和感の無いデザインだと思います。

 冒頭でも書いた前回との対比的な見方ですが、メンズが取り入れるレディライクなアイテムと考えても面白そうかなと。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 

 


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