こんにちは。
今日は晴れでした。
お日様も出て、暖かくなるかと思ったら 、、、
寒っ!
プレーントゥダービーについて書いています。
その起源はプロイセン軍のミリタリーシューズと言われていましたね。
今回は現在のイギリスのミリタリー と関係のあるプレーントゥダービーです。
サンダース OFICCER SHOE 1384
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1873年創業のSanders&Sanders Ltd.はイギリス国防省(MOD)向けに供給されるレザーシューズの殆どを供給しているそう。
そのサンダース社が収蔵しているミリタリーシューズのアーカイブを元に、ラスト(木型)から企画された日本限定のコレクションが『サンダース ミリタリー コレクション』との事。
「コレクション」という名の通り、プレーントゥダービーの他にもいくつかのバリエーションがあります。
僕も以前、チャッカブーツを履いていました。
今季はトゥモローランドでも取り扱いがありますね。
SANDERS ポリッシュドレザー プレーントゥシューズ(56016401024) | レザーシューズ | シューズ | メンズ | SANDERS | トゥモローランド 公式通販
他のセレクトショップでもサンダースの取り扱いがあったように思います。
また、雑誌『CLUEL』や『FUDGE』などでもよく目にしますね。
サンダースについては、以前ウィングチップの時にも書きました。
追加情報としては、日本に本格上陸したのは2006年からだそうです!
クラウン
サンダースはロイヤルワラント(英国王室御用達)を授与されているだけでなく、
なんとエリザベス女王のクラウンを製品に刻印することも許されている数少ないブランドでもあります!
ミリタリーコレクションの外側のヒールに刻印されたクラウン。
この刻印はクロケット&ジョーンズやエドワードグリーンにもありませんね!
これを見ると、やっぱり欲しくなってしまいますね〜。(笑)
ラスト266
ミリタリーコレクションはラストから企画された、という事なので、
おそらく全モデル共通ではないかと。
20年ほど前までイギリスの国防省向けの靴に使用されていたラストだそうです。
SANDERS(サンダース) MILITARY DERBY SHOE 1128(501943862) | UNCUT BOUND(UNCUT BOUND) - MAGASEEK
ノーズは長くは無く、幅も甲も割とゆったりです。
トゥがややポッコリとしていますね。
とはいえ、全体的にはボリューム感をそれ程感じさせないバランスに仕上げているのは流石英国靴といったところでしょうか!?(笑)
厚手の靴下で履ける事や、
より多くの人が履けるように、
ゆったり目のラストだと思います。
スタイリッシュでは無いかもしれませんが、
野暮ったくも無く、
ミリタリーシューズ独特の個性がきちんとあって、
そこが魅力です!
ダービー
クオーターの革の切り返しがあるタイプのダービーです。
クオーターのカットを見ると、羽根の付け根から後方へ伸び、ヒールの手前へとカーブを描いて落ちています。
ヨーロッパ靴でよく見られるデザインですね。
ただし、バンプとクオーターの縫い付けの箇所をよく見ると、
トリプルステッチです!!
一般的な靴はダブルステッチですよね。
ミリタリーシューズらしいタフな印象ですね!
そして、6アイレットです。
ここも5アイレットが一般的だと思います。
僕は、シューレースがキチっと締まる姿にブーツを連想し、ミリタリー感とクラシックな印象を持ちました。
NAVVY CUTであるところも効いていますね!
ここで取り上げている「1384」は内鳩目で、ドレス感のある表情です。
因みに、
同じくミリタリーコレクションのプレーントゥダービー「2246」は、
5アイレットで外鳩目です。
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ワークシューズらしい表情に変わりますね!
今回はここまでです。
ではでは。