こんにちは。
今日も天気に恵まれました。
気温も結構上がって、上着がいらない、秋っぽい夏服があれば丁度良いくらい、な陽気でしたね。
そう、夏服は着たくない、でも秋服は暑い・・・。(汗)
そう言えば、この前僕のところにこの子がやってきて、一緒に暮らしています。
あぁ、観葉植物ね・・・
ん?? なんか、下の方に変ったモノがないかぁ?
「COCONUT PALM」って書かれていますね。
(失礼でごめんなさいだけど)こんなん誰が買うの??って思う子が、何故か今僕の部屋に居ます。(笑)
これ・・・部屋に居て良い子なの??
ここに居て、これから大丈夫なの??
いろいろ複雑な思いがありますが、とりあえず日当たりの良い場所に居ますね。(チラッ)
前回の続きです。
白いドレスシューズについて書いています。
その代表的なデザインであるホワイトバックスは、1880年代頃のオックスフォード大学で学生達がテニス観戦の際に履いていたところから人気が広まっていきましたね。
その後、スポーツシューズとして、リゾートシューズとして、マリンシューズとして、履かれるようになり、アメリカントラッドやフレンチトラッドでも主に夏の定番アイテムとなりました。
アメリカ靴ブランド、イギリス靴ブランドの次はフランス靴ブランドです。
その代表格と言えば、こちらでしょう!!
パラブーツ CHAMBORD
定番はブラックやブラウンのリスレザーで、日本でも大人気ですよね!!
僕も以前Uチップ特集をした時に取り上げました。
シェルコードバンモデルを取り上げていましたね。(笑)
やっぱ綺麗だなぁ。(美)
今回は白い「シャンボード」です。
歴史
まずはパラブーツの歴史からですが、以前書いていました。
創業は1908年で、アルプス山脈の麓Izeaux(イゾー)で高級靴の製造からスタートしていましたね。
その後、ワークシューズやマウンテンシューズの分野で成長しました。
一時は経営危機にも陥りましたが、品質の高いオリジナルシューズがファッション的に高く評価され、今日もその人気は続いています。
そして「シャンボード」の歴史も、以前取り上げた時に書いていました。
誕生は1987年ですが、その原型は1920年に遡るそうです。
1920年のパラブーツというと、イゾーに最初の工場を作った年ですね。
その前に創業者レミー・アレクシス・リシャールが戦場から帰還し、パリ中央市場レ・アルの近くに工場を借りたとされています。
また、1922年には労働者向けの編み上げ靴ブランド『Galibier』の商標登録をしていましたね。
ところで、フランスにおけるUチップの歴史としてハンティングシューズに由来するという話がありましたね。
ウエストンの「ハントダービー」の誕生が1905年でした。
1920年頃に「シャンボード」の原型があったとしても不思議では無いです。
ワークシューズに力を入れていった時期ですので、Uチップは適していますよね!
その後、オリジナルラバーソールを製造するようになり、
チロリアンシューズの「Morzine」や「Michael」が誕生し、
登山靴を製造していきました。
ボリューム感のあるアッパーや厚みのあるラバーソール、ノルウィジャン製法の靴ですよね。
それがUチップにも採用されたとすると・・・今の「シャンボード」!?!?
しかし、1983年の終わり頃、当時の社長ミカエル氏は破産の申し立てをしていました。
幸い(?)会社の経営の続行が認められ、その頃イタリアで「ミカエル」がファッション的に人気となり、その流行が会社を救いました。
1987年、パリ、リヨン、ニースに自社のショップをオープンしました。
「シャンボード」が誕生したのもこの年ですね!
感想
パラブーツがワークシューズを作り始めた当初から「シャンボード」の原型となるUチップがあったようですね。
そして、ワークシューズは今のパラブーツの主力ですから、Uチップは主力靴の中でも一際早い時期から作られてきた、歴史の長いデザインと言えそうです。
ただし、それ以前は高級靴(つまりドレスシューズですよね)の製造をしていました。
ですので、当初のUチップは今の「シャンボード」とは逆のドレス寄りだった可能性もあるのかな??
その後、山岳靴に注力していき、丈夫でボリューム感のある靴が増えていったのではないでしょうか。
「ミカエル」も誕生し、現在のワークシューズに繋がるデザインが確立されていったのではないかと思われます。
その影響はUチップにも取り入れられたでしょうから、現在の「シャンボード」に通じるデザインもあったのでは!??と想像できますね。(笑)
1987年は、パラブーツが倒産の危機を乗り越えて、あらためてブランドを立て直し、直営店をオープンさせた年でしたね。
その年に「シャンボード」が誕生したという事には、ブランドとしての戦略的な意味合いもあったのでは!?!?
つまり、以前からあったのだけれど、販売戦略として磨きをかけ、新しい名前を、かっこいい名前を付けて発表したのでは!?(妄想)
今も大人気ですから、大成功ですよね!!
今回はここまでです。
ではでは。