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白いドレスシューズの可能性は!? (42)Paraboot ① CHAMBORD (1−2)

 こんにちは。

 今日も晴れて暑くなりました。

 もちろん真夏ほどの暑さでは無いですが、汗が出るくらいの残暑でした。

 

 前回の続きです。

 前回は白い「シャンボード」を取り上げる所まで来ていたのですが、僕の妄想があれこれと広がってしまい、、、。

 今回は靴を取り上げます!

Paraboot CHAMBORD

  UK6Fです。

 

ラスト283

 パラブーツの代表的なラストについて分析されている記事を見つけました。(感謝) 

Paraboot 4つの定番ラスト解説 | シャンボード、ウィリアム、ミカエルはどんなラスト? | THE OLD RIVER BLOG

 シャンボードのラストは283ですね。

 特徴は、ウィズがやや細め、捨て寸は少なめ、甲は高め、です。

 

 外観も、前後方向は細身でスッキリとした印象、上下方向は高さを感じる印象、ですよね。

 引き締まったボリューム感を感じます。

 

 Uチップがフランスのハンティングシューズに由来するという背景から、僕の中ではイギリスのカントリーシューズに相当するようなイメージもあります。

 両靴を比べると、ラストや外観の方向性からして違いますね。

 それぞれ個性がきちんとあるところが、イギリスとフランス、らしいなぁ。

 

モカ縫い

 ヴァンプの革とサイドの革を、まるで掌同士を合わせた拝みポーズのように、合わせて縫われています。 

 拝みモカですね。

 

 U字ラインは緩やかな丸みです。

 

 その先端はトゥ近くの深い所までは行きませんが、浅いという程でも無く、カジュアル感のある大きさですね。

 

ホワイトレザー

 起毛感は無く、揉みによる皺も無いので、表革のスムースレザーでしょうね。

 ナチュラルでソフトな質感に見えますね。

 

タグ

 レースステイの下部に緑色のタグがあります。

 パラブーツの靴に多く見られるディテールですね。

 

ノルウィジャン製法

 コバと接するアッパーを見ると、茶色のウェルトがアッパーの淵に被さり、太いステッチで縫い付けられています。

 また、コバには出し抜いのステッチがかけられています。

 パラブーツが得意とするノルウィジャン製法ですね。

 

ホワイトソール

 パラブーツオリジナルのラバーソールです。

 ソールパターンは「シャンボード」で通常使われているTEXですね。

 

 色はホワイトです。

 靴を眺めた時もアッパーのホワイトと繋がり、シンプルでドレス寄りなデザインとなっていますね。

 

感想

 パラブーツの看板モデルである「シャンボード」のホワイトですので、パラブーツならではの白いドレスシューズですよね。

 ボリューム感や履きやすさも考え合わせると、それこそ「白いエアフォース1」に相当するドレスシューズかなと。(笑)

 

おまけ

 もう一足です。

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 サイズはUK5Fです。

 

 同じデザインのサイズ違いかな、と思ったのですが、少し違う点がありますね。

 まずはアッパーの革がやや硬質な感じがして、光沢感も強いように思います。

 また、底付けがグッドイヤーウェルト製法ですね。

 そして、アウトソールがGriffⅡです。

 それと、シューレースの先端に留め具のような装飾物が付いています。

 サイズも小さいので、、、メンズでは無くレディースモデルかもしれませんね!?!?

 

 それぞれの違いは大きいとは思わないのですが、

 その僅かな違いが靴全体の印象に影響しているように思います。

 本編で取り上げた方は、ソフトで、カジュアルで、寛いだ印象、

 おまけで取り上げた方は、カチッとしてドレス感が上がった印象、

 という感じかな。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


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