こんにちは。
今日も晴れて暑くなりました。
もちろん真夏ほどの暑さでは無いですが、汗が出るくらいの残暑でした。
前回の続きです。
前回は白い「シャンボード」を取り上げる所まで来ていたのですが、僕の妄想があれこれと広がってしまい、、、。
今回は靴を取り上げます!
Paraboot CHAMBORD
UK6Fです。
ラスト283
パラブーツの代表的なラストについて分析されている記事を見つけました。(感謝)
Paraboot 4つの定番ラスト解説 | シャンボード、ウィリアム、ミカエルはどんなラスト? | THE OLD RIVER BLOG
シャンボードのラストは283ですね。
特徴は、ウィズがやや細め、捨て寸は少なめ、甲は高め、です。
外観も、前後方向は細身でスッキリとした印象、上下方向は高さを感じる印象、ですよね。
引き締まったボリューム感を感じます。
Uチップがフランスのハンティングシューズに由来するという背景から、僕の中ではイギリスのカントリーシューズに相当するようなイメージもあります。
両靴を比べると、ラストや外観の方向性からして違いますね。
それぞれ個性がきちんとあるところが、イギリスとフランス、らしいなぁ。
モカ縫い
ヴァンプの革とサイドの革を、まるで掌同士を合わせた拝みポーズのように、合わせて縫われています。
拝みモカですね。
U字ラインは緩やかな丸みです。
その先端はトゥ近くの深い所までは行きませんが、浅いという程でも無く、カジュアル感のある大きさですね。
ホワイトレザー
起毛感は無く、揉みによる皺も無いので、表革のスムースレザーでしょうね。
ナチュラルでソフトな質感に見えますね。
タグ
レースステイの下部に緑色のタグがあります。
パラブーツの靴に多く見られるディテールですね。
ノルウィジャン製法
コバと接するアッパーを見ると、茶色のウェルトがアッパーの淵に被さり、太いステッチで縫い付けられています。
また、コバには出し抜いのステッチがかけられています。
パラブーツが得意とするノルウィジャン製法ですね。
ホワイトソール
パラブーツオリジナルのラバーソールです。
ソールパターンは「シャンボード」で通常使われているTEXですね。
色はホワイトです。
靴を眺めた時もアッパーのホワイトと繋がり、シンプルでドレス寄りなデザインとなっていますね。
感想
パラブーツの看板モデルである「シャンボード」のホワイトですので、パラブーツならではの白いドレスシューズですよね。
ボリューム感や履きやすさも考え合わせると、それこそ「白いエアフォース1」に相当するドレスシューズかなと。(笑)
おまけ
もう一足です。
サイズはUK5Fです。
同じデザインのサイズ違いかな、と思ったのですが、少し違う点がありますね。
まずはアッパーの革がやや硬質な感じがして、光沢感も強いように思います。
また、底付けがグッドイヤーウェルト製法ですね。
そして、アウトソールがGriffⅡです。
それと、シューレースの先端に留め具のような装飾物が付いています。
サイズも小さいので、、、メンズでは無くレディースモデルかもしれませんね!?!?
それぞれの違いは大きいとは思わないのですが、
その僅かな違いが靴全体の印象に影響しているように思います。
本編で取り上げた方は、ソフトで、カジュアルで、寛いだ印象、
おまけで取り上げた方は、カチッとしてドレス感が上がった印象、
という感じかな。
今回はここまでです。
ではでは。