スポンサードリンク

白いドレスシューズの可能性は!? (43)Paraboot ① CHAMBORD (2)

 こんにちは。

 今日も晴れまして、日に日に暑くなってやいませんかっ!??

 もはや夏なんじゃないかって・・・。(汗)

 

 天気が良い事に便乗して(?)、インスタにホワイトバックスの秋コーデチャレンジをポストしました。

f:id:maeego:20210923223245j:image

 色落ちブラックのLEVI'S606とのコーデです。

 ブラックという色味とヌバックの質感が秋っぽいかなと。

 

 最近は太めのパンツが多いのですが、久々に606のスッキリとしたシルエットも良いですね。

 Tシャツやライダースのようなロックっぽいコーデにも合いますし、

 テーラードジャケットやハイゲージニットのような綺麗目コーデにも合います。

 お手本としてはサンローランでしょうか!??

 ブラックのドレスシューズかホワイトスニーカーの方が「らしい」ですよね。

 ホワイトバックスは僕の勝手なアレンジです。(笑)

 「らしい」コーデにソフトで上品な感じが入るかなと。

 僕は勝手に現代的なフレンチトラッドっぽいコーデかなって思っています。(楽)

 

 前回の続きです。

 パラブーツの白いドレスシューズを取り上げています。

 最初に白い「シャンボード」から始めているのですが、大人気モデルというだけありまして、別注など様々なバリエーションがありますね!!?

 という事で、今回も「シャンボード」です。

Paraboot SHAMBORD

 サイズは7Fです。

 

外観

 

 「シャンボード」ですので、基本的なデザインは前回と同じです。

 横幅の膨らみは抑え気味、ノーズ長は中庸くらい、上下方向に高さがあるフォルムです。

 拝みモカのU字ラインは緩やかな丸みで、カジュアル感がありますね。

 

 その上で、前回のモデルとの違いがいくつかあります。

ホワイトレザー

 

 よく見ると、シボが見られます。

 つまり、揉み革ですね!

 因みに、前回のモデルは滑らかなスムースレザーでした。

 

 シボの皺の凹凸を見ると、あまり深くは無いですね。

 ホワイトレザーに表情が生まれ、適度な張り感や重量感を感じます。

 履いた時に足元に落ち着きをもたらす要因の1つだと思います。

 

サイド

 やはり上下方向の高さがありますね。

 ノーズは長くは無いのですが、サイドの革の切り返しがヒールの手前まで伸びたデザインによってノーズに長さを感じるように思います。

 

 さて、「シャンボード」でよく見られるアレがありませんね!?

 レースステイの下の方に付けられている緑色のタグが無いです!

 タグはカジュアルなディテールですので、それを無くす事でドレス感が高まりますね。

 

 

グッドイヤーウェルト製法

 ウェルトに注目すると、コバと接するアッパーの淵にウェルトが掛かっておらず、ウェルトとアッパーを縫い付けるステッチもありませんね。

 でも、コバには出し抜いのステッチがあります。

 すなわち、グッドイヤーウェルト製法です。

 通常のノルウィジャン製法では無い点も本靴の違いですね。

 

 アッパーの周りに太いステッチが無い事で、見た目のドレス感が上がっていますね!

 

 ウェルトの色はナチュラルで、出し抜いのステッチの色もコバに馴染む色です。

 アッパーのホワイトと馴染みつつ適度なコントラストも効いていて、爽やかで上品なカジュアル感がありますね!

 

アウトソール

 パラブーツオリジナルのラバーソールです。

 

 でも、ソールパターンがいつもの(前回)と違っていませんか??

 「シャンボード」では通常RPロゴがデザインされたTEXソールが使われていますが、本靴はドレスラインで使われるACTIVソールです!

 

 そして色が、ブリック(赤煉瓦色)です。

 ブリックソールではあるのですが、色味が少し変っています。

 凹凸の凹面の色がかなり薄く、白っぽいブリックです。

 これがサイドから見た時に白っぽく見えた理由でしょうね。

 

 この点、ブリックソールは特にトラッドファッションにおいては1つの要素として挙げらる事もあるディテールですが、カラーソールはやはりカジュアル感が強いと思います。

 そのカラーを薄くした事で、カジュアル感が弱まり、ドレス感が出ていると思います。

 アッパーのホワイトとも馴染んでいて、カジュアル感が薄れているように思います。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。 

 

CLUEL(クルーエル) 2021年 10 月号 [雑誌]

CLUEL(クルーエル) 2021年 10 月号 [雑誌]

  • ザ・ブックスパブリッシング
Amazon

 


スポンサードリンク