こんにちは。
今日は雨でした。
思いの外気温も低かったようで、少し肌寒さを感じる一日でしたね。
前回の続きです。
今季の僕はクラシカルな白いテニスシューズに関心が向いています。
まずはヨーロッパのクラシックなテニスシューズから取り上げて、
前回は遂にアメリカに入りましたね。
ケッズの次は、僕も個人的に好きなこちらです!
NIKE TENNIS CLASSIC
ナイキはテニスシューズの歴史(もはやスニーカーの歴史に近かったかな・・・)の最後の方で登場しましたね。
ざっくり振り返ると、
ナイキの前身であるブルーリボンスポーツ(BRS)が設立されたのが1962年でした。
当初は日本のオニツカタイガーの代理店からでしたね。
そして1971年6月18日、「スウォッシュ」が誕生すると同じくして『Nike』となりました。
テニスシューズの歴史の中では、かなり新しいブランドになりますね。
当初から機能性向上を研究しデザインしてきたブランドで、
現在のハイテクテニスシューズの牽引役と言っても過言では無く、
今も最前線を突っ走るブランドですよね!
とはいえ、今季の僕の関心は最新のハイテクなナイキでは無く、クラシカルなナイキです。(笑)
それが今回取り上げさせて頂く「TENNIS CLASSIC」です。
クラシックと言ってもナイキなので70年代以降ですが・・・。(苦笑)
因みに僕もキャンバス製の「テニスクラシック」を持っているのですが、汚れたら嫌だなぁという貧乏性からデッドストック状態です・・・。
ソール剥がれしないかなぁと心配がよぎる今日この頃??(苦笑)
ともあれ、「テニスクラシック」は僕も好きなスニーカーです!
てっきり定番モデルだと思っていたのですが、探してみたら意外と・・・無い。(驚)
現在見つかった「テニスクラッシック」が今回のレザー製でした。
日本未発売モデルなのですね。
NIKE WIMBLEDON
いろいろググっている中で、「テニスクラシック」について書かれた記事を見つけました。(感謝)
NIKE 名機TENNIS CLASSIC、なんで形がいっぱいあるの? - ESSENCE ONLINE STORE ブログ
どうやら「TENNIS CLASICC」には前身モデルがあるそうで、
それが1974年に登場した「WIMBLEDON」だそうです。
テニスクラシックの起源はウィンブルドン・・・ストーリーとしても成立しそうですね!(笑)
ナイキの創業が1971年ですから、かなり初期の頃のシューズですよね。
「ウィンブルドン」のデザインの特徴としては、
7ホールの長い羽根のダービー(外羽根)で、
サイドのスウォッシュはパンチングだったそうです。
そして、おそらくオールホワイトでしょうね!?(ウィンブルドンの白ルール)
以前取り上げたアディダスの「(初期からの)TENNIS」や「HAILLET」、「Stan Smith」がそうだったように、テニスシューズでパンチングレザーというのは1つのスタイルだったのでしょうね。
通気という機能性からではあるのでしょうが、シンプルさもテニスシューズと相性の良いデザインですよね。
それと、アウトソールの底面は小さな円柱型が集合したデザインだったそうです。これも「スタンスミス」のようなイメージでしょうかね。
NIKE FOREST HILLS
そして1970年台後半、「WIMBLEDON」は「FOREST HILLS」へと変遷したそうです。
詳しく取り上げた記事を見つけました。(感謝)
大きな変更点は、サイドのスウォッシュですね!
「テニスクラシック」はパンチングだったのに対し、「フォレストヒルズ」は水色のレザーになりました。
個人的な好みですが、色味が凄く今っぽい!
ググっているとVintageの画像も見つかったですが、何と日本製!(驚)
そういえばナイキの歴史で、1972年に福岡の日本ゴム(現アサヒシューズ)でトレーニングシューズを作っていたって書かれていましたよね。
因みに、Foresthillsというのは1978年まで全米オープンが行われていたニューヨークの地名だそうです。
ここで僕の頭をよぎったのは、テニスシューズの歴史の時に考えた「ウィンブルドンのドレスコード」。
英国テニスの伝統とも言える白ルールを厳守するウィンブルドンに対し、全米オープンが白ルールを緩和したのが1972年でしたね。
ナイキの「WINBLEDON」と「FOREST HILLS」にもそれが反映されているように見えたのは僕だけでしょうか!??(笑)
今回はここまでです、、、
あれ?
「テニスクラシック」を取り上げていたんじゃなかったっけ??
それは次回で。
ではでは。