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白いドレスシューズの可能性は!? (2) ホワイトバックス ② 歴史1 イギリス

 こんにちは。

 心配していた台風は東京を避けてくれたようで、

 お陰様で曇り気味の晴れですみました。

 東北の方へ向かっているようで、被害が出ないと良いのですが。

 

 今季の僕は白いドレスシューズも気になっています。

 まずは白いドレスシューズの代表格であるホワイトバックスを取り上げています。 

 前回は名前の意味について書きました。

 次は歴史です。

歴史 

  前回読ませて頂いた『輝けライフ!』さんの記事の他、こちらの記事も見つけました。(感謝)

base.regal.co.jp

isshomono.com

1880年代のイギリス

 1880年代、イギリスのオックスフォード大学の学生達がスポーツ観戦の際に白い短靴を好んで履いていたようです。

 これがホワイトバックスの起源と言われているそうです。

 ざっと140年位前ですよね。(凄っ)

 

 白い靴を履いてスポーツ観戦という事から、僕はテニスをイメージしてしまいました。

 ここで真っ白なテニスシューズについて書いていた時にググった情報を思い出すと、

 イギリスでトーマス・ハンコックが加硫ゴムの特許を取得したのが1843年、

 プリムソールラインが考案されたのが1876年、 

 第一回ウィンブルドン選手権が開催されたのが1877年、

 でしたね。

 

 更に、こちらの記事も読ませて頂きました。(感謝)

ウィンブルドンフェア2007 | Wimbledon Fair 2007 Tokyo

 1884年ウィンブルドンで男子ダルブルスが始まったそうです。

 1879年から1883年にかけてオックスフォード大学ローンテニス・クラブで開催されていたダブルス選手権が中止されたためだったそうで、トロフィーも同クラブから寄贈されたのですね。

 

 という事は、ホワイトバックスが登場した1880年代には、オックスフォード大学でもテニスが行われていたことになりますよね。

 であれば、テニス観戦もあったのではないでしょうか!?

 ホワイトバックスもそういう場で!?!?(楽)

 

 その後は上流紳士の船遊びや海兵用のスポーツシューズとして広まっていきました。

 

 

近代スポーツ

 ところで、その頃のスポーツとはどういう様子だったのでしょうね?

 こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)

4. 近代スポーツを生んだ英国の階級文化 ス​ポ​ー​ツ​の​始​ま​り - スポーツの歴史を知る スポーツとは - スポーツ 歴史の検証 - 特集 - 笹川スポーツ財団

  19世紀のイギリスでスポーツの近代化が形成されたのですね。

 それまで良くも悪くも無秩序だったスポーツにルールと組織が整備されたようです。

 その担い手がパブリックスクールケンブリッジとオックスフォードの両大学だったのですね。

 

 更に掘り下げた記事も見つけました。(感謝)

www.isshikipub.co.jp

 まずは18世紀的なスポーツを理解するところからですね。

 そして産業革命によって社会に変化が起き始め、ヴィクトリア時代が始まります。

 エヴァンジェリズムの価値観を持つ新興のミドルクラスが台頭し、前世紀の階級社会が持つ矛盾と腐敗に対する改革が進められていったのですね。

 ラグビー校校長のアーノルドが掲げた「クリスチャン・ジェントルマン」の教育改革が多くのパブリックスクールへと広がって行ったそう。そこでスポーツが取り入れられ、やがて体育教育が普及して行きました。

 ルールの成文化と組織化はフットボールから本格化して行ったのですね。

 記事の中には「アマチュアリズム」についていも言及されています。

 

 比較的裕福なミドルクラスの増大により、彼らが気軽に楽しめるスポーツは更に普及して行きました。

 ただし、それらはあくまでレクリエーションとしてのスポーツであり、激しく動く事を求めない、社交としての役割が大きいものだったそうです。

 

 だとすれば、服装もある程度きちんとしていないとダメだったのではないでしょうか!?

 また、そういう場でスポーツを観戦するという事には、社交的な意味合いもあったのかなと想像します。

 

 

当時のテニスファッション

 更に、19世紀後期のテニスファッションをググってみると、

 男性はゆとりのある長袖の白シャツと白パンツで、袖まくりくらいは許されていたのかな。

 足元を見ると革靴らしき靴だったります。

 ホワイトバックスもテニス観戦だけで無く、プレーの際にも履かれていたかも!?!?

 

 白シャツと白パンツと革靴なので、現代でも夏のドレス・ビジネスカジュアルとして通用すると思いますよ!(凄)

 現代のファッションの基盤はこの頃のイギリスにあるのかもしれませんね!??

 

 ヴィクトリア時代の紳士服について書かれた記事を見つけました。(感謝)

muuseo.com

 フロックコートにトップハットと言ったスタイルが主流で、スーツは郊外等で着られるカジュアルウェア、スポーツウェアだったそうです。

 確かに、着丈の長い上着はエレガントな印象が、逆に短いと活動的でカジュアルな印象がするような気がしますね。

 当時のジャケットはゆったりしたボディに小振りのアームホールで、腕が動かしやすかったというのは興味深いです!(学)

 

 そして、ヴィクトリア時代の後期にはスポーツを始めアクティブな動きが生活の中で増えてきたのかもしれませんね。

 それに合わせてスーツが主流となっていったのでしょうね。

 そういう意味では、現代のドレスファッションのお手本として、当時のスポーツファッションは参考になるのかもしれませんね!?!?(楽)

 

 因みに、女性のテニスファッションを見ると、ふわりとしたロングスカートに帽子まで着用しています。

 今見ると、ドレッシーです。(麗)

 女性のファッションは大きく変わったんだなぁと思いますね。

  

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


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