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真っ白なテニスシューズを履きたい気分(16)adidas 初期

 こんにちは。

 今日は曇り、小雨、時々強風。

 そして湿気が・・・

 蒸し蒸しが来るのはちょっと早くないですか?

 って言いたい気候でしたね。(誰に?)

 

  前回の続きです。

 今季僕が気になっている靴がクラシカルな白のテニスシューズ。

 スペルガ、スプリングコート、ときて、

 お次はアディダスです!

 

 アディダスはテニスシューズの歴史の中でも登場しましたね。

真っ白なテニスシューズを履きたい気分(6)歴史④ 普及と進化 - 靴と歩む、僕の...

 1930年頃にいち早くレザーを採用したブランドとして紹介されていました。

 ただ、アディダスの誕生は1948年なので、当時はダスラー(?)だったのかな??

 

 その当時のアーカイブとか復刻とかが無いかググったところ・・・

 やっと見つけました!!!(感謝、感激)

blog.livedoor.jp

 とても貴重な資料が並べられていますので、是非ご覧になって下さい。

 

 時系列に情報をチェックしますね。

1937年 First tennis model

 当時の貴重なテニスシューズが掲載されています!!(凄)

 ダスラー兄弟会社の時のモデルですね。

 現在のクラシカルなデザインとはかなり違う、本当にクラシックなデザインに驚きました。

 木型は細身に見えますし、ボーリングシューズのようにも見えますね。

 

 7アイレットが乗った長めの羽根ですが、バルモラル(内羽根)になるのかな??

 ホールカットのような羽根構造で、今でもランニングシューズ等で見られますね。

 かなり前方へ寄った位置にあり、履き口が広くなっていますね。

 

 履き口も結構広いですね。

 サイドに三本線は無く、補強のステッチなのか通気口なのか、スポットが並んでいますね。

 その並び方も独特のデザインで、凝っていますね。

 

 ソールがかなり薄く、レザーソールにラバーが貼られたように見えますが、どうなんだろう??

 コバも殆ど無くてドレス感がありますね!(笑)

 セメンテッド製法でしょうか??

 

1948年 「tennis elite」

 アディダスが創業した年ですね。

 基本的なフォルムデザインは前年を踏襲している感じでしょうか。

 

 サイドに施されたスポットは、(穴の大きさから推測するに)通気口でしょうか。

 そのデザインも前年とは違いますね。

 直線的でシンプルです。

 上のモデルとは違うモデルなのかな??

 

 羽根がやや足首側へ移動しているようで、ノーズが少し長く見えるバランスになっていますね。

 同時にタンが隠れ、履き口もコンパクトになっています。

 トップラインのパイピグ(?)が別カラーになっていますね。

 ソールは黒一色ですが、2層(ないし3層)に見えます。

 

1949年 「tennis elite 」と「 davis」

 2モデルのイラストでしょうか。

 

 前者は1948年の「First tennis model」のサイドデザインを踏襲していますね。

 よく見ると、一番上のレースホールの位置が変わっています!??

 

 後者はドレスシューズのバルモラル (内羽根)と同じデザインですね。

 5アイレットでドレス感が高いです!

 でも、

 ヴァンプやクォーターにステッチなのかスポットなのかが施されていて、

 オールホワイトでもある事から、

 やはりカジュアルシューズ・スポーツシューズですね。

 

1950年、1952年、1955年 「tennis」

 トゥのフォルムや切り返しなど、細かな変遷はありますが、基本的には1937年初期のデザインを踏襲しているように見えます。

 

1961年 「TENNIS」

 甲の立ち上がりとクォーターの高さが少し増していますね。

 ヒール上部に補強パッチが付きました。

 トゥパーツも少し大きくなっていますね。

 そして、

 サイドに施されたスポットによるデザインが大きく変わっています。

 ヴァンプの辺りからソールのウエストへ放射状のラインが4本です。

 まだ3本じゃぁ無いんだ・・・。

 それと、外踝の下辺りに金文字でロゴが印字されていますね。

 

1962年 「TENNIS」

 前年とは打って変わって、とてもシンプルでスッキリとしたデザインに変わりました。

 ヒール上部のパッチが無くなっています。

 サイドの放射状のスポットが無くなり、ヒール上部からソールのウエストへ2本の直線が細やかなスポットでデザインされています。

 

1965年 「TENNIS」

 イラストですが、遂にサイドに3本ラインが登場しましたね!!!(来)

 

 そして、羽根デザインも大きく変わりました。

 8アイレットが乗った長い羽根がダービー(外羽根)になりました。

 

 アウトソールも厚みが増していますね。

 底面はW字型の刻みデザインです。

 それにしても、親指の辺りからアーチへのくびれが凄いですね!!

 

1969年 「TENNIS」

 「TENNIS」モデルの最終だそうです。

 

 爪先がラバーになりました。(現行のスーパースターのような)

 ヒール上部の構造が変わり高さも増していますね。

 アウトソールは前方が低い前傾デザインになっています。

 

 おそらくこの頃のモデルを復刻したと思われる記事を見つけました。(感謝)

wear.jp

 残念ながら今は販売されていないようです。

 アウトソールの側面をステッチが一周しているので、オパンケ製法でしょうね。

 8ホールなので羽根が少し長めです。

 そして何と言っても、トゥのラバーが特徴でしょう!!

 テニスシューズでも採用されていたのですね。(驚)

 一番下(爪先側)のシューホール間の距離が空いているバランスなので、トゥのボリューム感がありますよね。

 その表情に独特の個性を感じます。

 

1970年 「DAVIS CUP」

 8ホールのダービーです。

 サイドには3本線の通気口が空いていますが、2本で1本分の3本線ですね。(ん??)

 よく見ると、タンにも通気口が空いていますね!(驚)

 

 タン上部とヒール上部のパッチに紺色が採用されています。

 やはり爪先はラバーのようですね。

catalogadidas.sneakerlab.net

 

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 

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