こんにちは。
今日も晴れました。
雪からあけて、おかげさまで穏やかな天気が続いています。
小澤征爾さんご逝去のニュースを知りました。
今月6日のことだったのですね。
先日の大雪はあまりの悲しさがもたらしたものだったのかもしれませんね、、、。
まるで音楽と一体化しているような指揮に魅了されました。
個人的には、毎夏の終わり頃に「ヴァルトビューネ2003~ガーシュウィン・ナイト」のDVDを観るのが習慣になっています。(好)
今はYouTubeでも観れるのですね。
あらためて小澤征爾さんの魔法のような音楽に浸りたいです。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
前回の続きです。
『Clarks』の「Walabee Boot」を取り上げています。
Clarks Walabee Boot
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前回は、フォルム、フロントデザイン、について書きました。
基本的には短靴の「ワラビー」を踏襲したフォルムであり、デザインなのですが、
ブーツならではの筒丈によって、フィット感や印象が微妙に異なりましたね!
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サイドデザイン
前回のフェイシング箇所のところでも書きましたが、
今季はブラックスエードな気分です! (27) Clarks ⑥ Wallabee Boot(弍) - 靴と歩む、僕の...
ブーツなので高さが増しています。
とはいえ、それほどシャフトが長くは感じられません。
この点、
2ホールブーツという点ではチャッカブーツと同じですよね。
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なので、
実際にはシャフト丈も同じくらいなのかもしれません。
が、
なんとなくチャッカブーツよりも少し短い(低い)ように「感じる」のです。
つまり、ブーツなのにシューズに近い感覚!!?
これには、前回お話ししたユルッとしたフィット感(感覚)も影響していると思います!
似たような丈感であるチャッカブーツやサイドゴアブーツ等は足首周りにピタッとするようなフィット感だと思いますが、
ワラビーブーツはもう少しゆるっとしたフィット感で履ける感じがするのです。
もちろんワラビーブーツも紐をギュッと締めればピタッとするのですが、ゆるっと履けるポテンシャルを備えているのは間違いないかと!(笑)
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何故そこに拘るのかと言いますと、
履ける季節、合わせる服のコーデ、
つまり、
ファッションに影響するから!
です。(楽)
一般的にブーツは秋冬に履きますよね。
秋頃からいつ履こうかとワクワクしてきて、(笑)
真冬は冷気を防いでくれて大感謝、
それがブーツです!
「ワラビーブーツ」ももちろんそうなのですが、
更に春や、
夏だって履いちゃう!?
という気分になれるのは「ワラビーブーツ」ならでは!
かなと。
クレープソールの性質上、真夏の炎天下には不向きですが・・、
ショートパンツにさらっと合わせて様になるのが「ワラビーブーツ」なのです!
そこには、ゆるっとした雰囲気や、軽やかな雰囲気が、影響しているのではないかと思えるのです。
因みに、その軽やかな雰囲気にはソール周りのデザインも貢献しているように思いますが、
それはまた後で。
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僕があれこれ言うよりも、
実際のところ、初回でご紹介した『sacai』とコラボした「ワラビー ブーツ」も、
今季はブラックスエードな気分です! (26) Clarks ⑥ Wallabee Boot(壱) - 靴と歩む、僕の...
昨年の5月に発売されたという事で、春モデル、ですよね!
そして、ショートパンツとコーデされていましたね!!
『サカイ』は都会的でモードなカジュアルですが、
西海岸的なサーフショーツや、
ミリタリーショーツ等にも似合うブーツだと思います!
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個人的にそんな感覚で捉えていたので、
「ワラビー」と高さはそんなに変わらないくらいかなと思っていました。
すなわち、
「ワラビー」はくるぶしの下に沿うようにラウンドカットされているところを、
「ワラビー ブーツ」は水平カットに変更されたくらいじゃない!?って。
で、
今回あらためて「ワラビー ブーツ」について調べている中で、
こちらの記事に掲載された画像を拝見し、、、(感謝)
ちょっと驚きました・・!!?(えっ)
シューズとブーツを背中合わせに並べた画像を拝見すると・・・、
結構違うぞっ!
指2本分くらい違うでしょうか。
なので、シューズとブーツは高さが違います。(今更。。。)
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シューズとの違いは踵周りにも見られます。
「ワラビー」の踵周りは、
トップラインからソールへストレートのステッチがありましたね。
それに対して、
「ワラビーブーツ」の踵周りは、
月型芯に沿うようなカーブを描くステッチがかけられています。
こうしたステッチはオーソドックスなドレスシューズにも見られますね。
このあたりも「ワラビーブーツ」に上品さが感じられる理由なのかな!?
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このまま、最後尾のデザインも見ておきます。
バックデザイン
インサイドとアウトサイドの革が最後尾で縫い合わされています。
縫い割りされた両脇にステッチがかけられています。
この辺りのデザインは「ワラビー」と同じですね。
加えて、
先ほどチェックした踵周りのカーブステッチが「ワラビーブーツ」ならではのデザインです!
今回はここまでです。
ではでは。
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