こんにちは。
今日は曇り時々晴れくらいでした。
そして、グンと寒くなりました。
前回の続きです。
『Clarks』の「Wallabee」を取り上げています。
Clarks Wallabee(low) GTX
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前回は、アッパー素材、GORE-TEX、フォルム、について書きました。
綺麗なブラックスエードと、
防水透湿素材のゴアテックス、
フォルムもコンフォートなフィットで、
上質さと機能性が両立されています!
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フロントデザイン
ヴァンプの外縁いっぱいまで広がったUチップです。
モカ縫い箇所をよく見ると、
サイドの革の上にヴァンプの革が被さり、
ヴァンプの革でサイドの革を挟んでいます。
その上からモカ縫いのステッチが掛けられています。
被せモカですね!
革の重なりでモカに厚みがある上に、
ステッチもやや大きなピッチなので、
モカにボリューム感・存在感がありますね!
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フェイシング
ヴァンプのモカ縫いはそのままトップラインまで繋がっています。
その上からレースホールが2対開けられています。
被せモカに2ホール・・・、
どこかで見たような!??
そう、チロリアンシューズです!
白いドレスシューズの可能性は!? (45)Paraboot ② MICHALE (1) 70周年 - 靴と歩む、僕の...
画像が切れてしまったので、こちらを。
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チロリアンシューズの代表格「ミカエル」です!
モカの箇所をよく見ると、内サイドと外サイドの革、ヴァンプの革、それらを帯状の革で挟む被せモカですね。
「ワラビー」と「ミカエル」は、パーツ構成は異なりますが、
全体のデザインは非常に似ていると思います。
「ワラビー」に戻ります。
2ホールなのでフィット調整は簡易でが、
羽根(?)が大きく開くので、脱ぎ履きが楽です!
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サイドデザイン
ヒール手前辺りを見ると、トップラインからソールへステッチがありますが、革の切り返しはありません。
ですので、
つま先から踵まで一枚革で構成されています。
どういうパーツになっているかと言いますと、
それはまた後で。
シンプルで素材感の引き立つデザインが魅力的ですね!
トップラインは、サイドの革の上を帯状の革で挟み、ステッチがかけられています。
補強目的でしょうね。
アウトサイド側後方には「GORE-TEX」タグがあります!
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バックデザイン
最上部はトップラインをぐるりと囲む一枚の帯革です。
内と外のサイドの革がヒール最後尾で縫い合わされています。
縫い割りで、両側にピッチの大きなステッチも施されています。
モカ縫いやトップラインのステッチと共通するステッチデザインですね!
今回はここまでです。
ではでは。
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