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今季はブラックスエードな気分です! (29) Clarks ⑥ Wallabee Boot(肆)

 こんにちは。

 今日も晴れました。

 穏やかな冬晴れに恵まれています。

 

 前回の続きです。

 『Clarks』の「Walabee Boot」を取り上げています。

Clarks Walabee Boot


 

 前回は、サイドデザイン、について書きました。

 ブーツなのでシャフトの長さが特徴なのですが、

 個人的に思っていた「ワラビーブーツ」の筒丈についてアレコレ、

 そこからファッションについてアレコレ、

 書いてしまいました。

 そして、「ワラビー(短靴)」とは異なる踵周りのステッチラインに上品さを感じます。

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 上品さという点では、

 トップラインのデザインの違いも影響しているかな!?

トップライン

 履き口に革を被せて補強する仕様は共通するのですが、

 「ワラビー」では、


 

 踝下に沿ったカーブデザインです。

 それに対して、

 「ワラビーブーツ」では、

 水平ラインを描くデザインですね。

 

 「ワラビー」は革の面積自体も少ない中で、カーブを描く太めのトップラインなので、ボリューム感が感じられるように思います。

 この辺りもカジュアルな印象がより強く感じられる理由なのかもしれませんね。

 

 それに対して、

 「ワラビーブーツ」は革の面積がある上に、スッキリとした水平ラインなので、あまりボリューム感が感じられないように思います。

 そのため、カジュアル感がやや控えめで、上品な感じがするのかもしれませんね。

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底付け

 「ワラビーブーツ」も「ワラビー」と同じく、

 モカシン製法です。

今季はブラックスエードな気分です! (25) Clarks ⑥ Wallabee GTX(参) - 靴と歩む、僕の...

 すなわち、

 一枚の革で足の裏から足を包むようにして両サイドが立ち上がり、

 ヴァンプの革を乗せてモカ縫いで縫い合わされています。

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 そして、

 靴の中側にステッチをかけてミッドソールと縫い合わせています。

 マッケイ製法ですね。

 

 マッケイ製法なのでコバの張り出しが不要となります。

 それにより、「ワラビー ブーツ」もアッパーの方がソールよりも膨らんだデザインとなっていますね!

 

 このソールがキュッと締まった感じは「ワラビー ブーツ」の魅力的なポイントです!

 というのは、

 これによって、スタイリッシュな雰囲気、軽快な雰囲気、が生まれているように思うので!

 

 ですので、

 スウェードのブーツでありながら、

 更に、

 ボリューム感のある被せモカや大きなスクエアトゥでありながら、

 どこか軽やかな雰囲気もあるのではないでしょうか。

 

 これが前回のファッションのお話の中で触れた

 軽やかな雰囲気に貢献していると思われるソール周りのデザイン

 のお話です。

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クレープソール

 ソールは定番のクレープソール・・です!

 

 1950年に誕生し、

 『クラークス』の名声を世界に轟かせ、

 カジュアルシューズという新しいカテゴリーを生み出した、

 歴史的な名作「デザートブーツ」に使われるのと同じ

maeego.hatenablog.com

 クレープソールです!!

 

 すなわち、

 天然ゴムから作られた、

 弾力性やグリップ力に優れた、

 ラバーソールですね。

 

 ただし、

 濡れた路面や炎天下には弱く、

 経年劣化もあるという、

 天然ゴムならではの弱点もあります。

 

 それでも、

 独特の履き心地は魅力的で、

 独特の質感もファッション的な魅力なのです!

 

 そして、

 本靴はブラックスエードのアッパーという事で、

 クレープソールの側面もブラックに色付けされています。

 オールブラックに整えた事でスタイリッシュな印象に仕上がっていますね!!

 

 なお、裏面(底面)は天然ゴムのナチュラルカラーです。

 履いていれば汚れるのですが、、、

 クレープソールらしさが見られる箇所ですね!

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感想

 シューズ(短靴)タイプの「ワラビー」に対して、ブーツタイプの「ワラビーブーツ」でした。

 ブーツタイプになる事で、かえってスタイリッシュな雰囲気、上品な雰囲気、が増しているように思うのは僕だけでしょうか。(笑)

 もちろん、どちらが良い悪いという事では無くて、

 自分の好みのスタイルに合った「ワラビー」を選べる選択肢が提供されているように思います。

 つまり、シューズでも、ブーツでも、「ワラビー」は名作なのです!!

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


 


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