こんにちは。
今日は晴れました。
雨上がりで、気持ちの良い日差しでした。
前回の続きです。
ブラックスエードのカジュアルシューズを取り上げています。
次はこちらです。
Tricker's 5633
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前靴「Sedgemoor 3」では、
「カントリー」や「カントリーシューズ」といった言葉を度々使いましたが、
今回は本物のカントリーシューズです!!
なんてったって『Tridker's』のフルブローグダービーシューズですから!
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『Tridker's』のフルブローグダービーシューズと言えば、
所謂「Burton」と呼ばれるモデルが代表ですね。
「バートン」は以前フルブローグ特集をした時に取り上げました。
1930年頃には登場していたようなので、非常に歴史のある靴です。
完成されたクラシックと言えますね!
他にも「Keswidk」や「 Ilkley」と呼ばれる兄弟モデルもありまして、、、
同じラスト、同じパーツデザイン、
なのですが、
違いはアッパーの革らしいです。
でも・・・、
スエードには言及が無いんですよね、、、。
でも、
「5633」は「バートン」ですよね。
ならば、
本靴・スエードも、「バートン」で良いのかなと。
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それでは、見ていきましょう。
ラスト4444
品番5633ということなので、ラストは4444と思われます。
幅は、広めです。
ノーズ長は、中庸ないし少し短めでしょうか。
インサイドもアウトサイドも緩やかなカーブです。
トゥは、ややボリューム感のあるラウンドトゥです。
ウェストは、絞られています。
ヒールは、普通くらいです。
ラスト4444は、甲高もあって前方はゆとりのあるコンフォートなフォルムです。
それに対して、ウェストがしっかり絞られていてアーチのフィットも上々。
サイズ選びの際はハーフサイズ下も試してみる事をお勧めします。
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フロントデザイン
W字型の大きなトゥキャップです。
そのフォルムが翼のように見える事からウィングチップとも呼ばれますね!
中央にはメダリオン、
縁には親子穴のパーフォレーションとギンピング、
が施されています。
親穴も少し大きくて、存在感のある、華やかなブローギングですね!
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ブローグの歴史について調べた時、
16〜17世紀頃のスコットランドやアイルランドの高地で暮らすケルト系民族のゲール人が履いていた労働靴がルーツ、
と言われていましたね。
湿地帯で水に濡れた靴の排水をよくするためにアッパーに穴等を設けていたようです。
カントリーシューズの大きめな親穴も、そうしたルーツからなのかな。
今回はここまでです。
ではでは。
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