こんにちは。
今日は曇り気味の晴れ、だったでしょうか。
気温はそこそこで、そこまで寒くは無かったです。
それでは
英国靴のプレーントゥダービー、始めます!
まずはこちらから。
Tricker's M5636 WOODSTOCK
トリッカーズと言えばカントリーシューズが定石で、
カントリーシューズといえばフルブローグでしょ?
なのに、何故プレーントゥを取り上げるの??
と思われるかもしれませんね。(苦笑)
別にトリッカーズの幅広いラインナップを布教したい訳ではありませんよ!!?(笑)
理由は、こうです。
プレーントゥダービーの歴史の始まりとも言われるのがプロイセンのミリタリーシューズでしたね。
そのイメージから、カントリースポーツのプレーントゥダービーブーツが思い浮かびました。
ん! そういえばトリッカーズの190周年モデル「TRAMPING BOOT」がそうだったよね!!
で、確かオックスフォード(短靴)のプレーントゥダービーもあったよね。
という流れです!
って、連想ゲームかよっ!??
でも、
プロイセンは現在のドイツ北部一帯にあったうなので、ヨーロッパの靴に影響を与えているはずですよね!?
それにミリタリーシューズがカントリースポーツシューズやワークシューズへ応用されるというのは自然な流れではないでしょうか。
そして、ヨーロッパのカントリースポーツシューズといえばトリッカーズ!
しかも、現存するヨーロッパの靴ブランドの中でも古参に入る超老舗です。
更に、初期の頃に作られたとされるデザインがTRAMPING BOOTと言われていますので、プレーントゥダービーのルーツに近いのでは!?(憶測)
なお、プレーントゥダービーブーツについてはまた別の機会で書きたいと思っているのでここまでにしておきます。
そして、フルブローグはプレーントゥの後から加わったデザインですよね。
ただ、フルブローグの発売も非常に早かった事、完成度も非常に高かった事で、トリッカーズの看板靴となり、プレーントゥは影を潜めてしまったのかもしれませんね。(苦笑)
そんなトリッカーズのプレーントゥダービーのオックスフォード(短靴)の定番の1つがウッドストックです。
前置き、長ーー。(苦笑)
因みに、この機会にトリッカーズの公式オンラインショップをチェックしたのですが、他にもプレーントゥダービーがいくつか出ていますね!!(発見)
という事は、現在トリッカーズもプレーントゥダービーのオックスフォードに力を入れている!!?
脱線してしまいましたが、
まずは、ウッドストックです!
ラスト4497S
カントリーシューズのオックスフォード(短靴)の代表であるバートンのラストは4444ですが、ウッドストックは違うのですね!(へ〜)
ラスト4497Sはカントリーブーツのモールトンで使われている事で有名なラストですね。
その特徴を知るために、専門店が両ラストを比較してくれた記事があります。
僕もブーツを購入した時に勉強させて頂きました。(感謝)
僕は、幅が広い4444と比べて、幅の狭い4497Sの方がドレッシーだと思っていました。
なので、トゥをアップにした画像を拝見した時、意外な印象を受けました!
あれ?、4444の方がシャープな顔してる!?!?(苦笑)
4444はアウトソールのラインを見ると顕著ですが、内側からトゥにかけてのカーブも鋭角ですね。
それに対して4497Sは丸みが大きくてズングリしているように見えます。
とはいえ、よく見れば4497Sの方がノーズが長いので、やはりスマートかなと。(ホッ)
なお、ウエスト部分のカーブにフォーカスした画像と解説は、まさにそうですね!
4444の方がアーチのフィットは良いと思います。
そして、正面からトゥにフォーカスして見ると、
やはり4497Sの方が低く、4444はポコってしてますね。
結局のところ、
4497Sは縦方向(爪先・踵方向)を感じるフォルム、
4444は横方向(いわゆる足幅)を感じるフォルム、
だと思います。
と言う事で、ウッドストックはカントリーシューズの中ではスマートなデザインを志向していると思いますね。
因みに、サイズ選びでは、僕の場合は4497Sと4444ではハーフサイズ変わります。
4497Sの方がハーフサイズ上ですね。
今回はここまでです。
ではでは。