こんにちは。
今日も晴れました。
寒さにも少し慣れてきたのかな(?)。
過ごしやすくなってきたように感じます。
では、サイドゴアブーツに戻ります!
トリッカーズのサイドゴアブーツを取り上げてしまった以上、
この靴を外すわけには行きませんね!
Tricker's M2754 HENRY
|
トリッカーズのサイドゴアブーツといえば、こちらが一番有名でしょうか!?
もちろん、公式オンラインショップにもありますよ!
であるなら、こちらを最初に取り上げるべきだったのでしょう
が、
今回はあくまでもクラシカルでオーソドックスなサイドゴアブーツを中心にしたかったので、M6119、M6551、M762を先にしました。
一体何が違うのかと言いますと、、、
デザイン
革の切り返しがあるタイプのサイドゴアブーツです。
ゴアの中央下に縫い合わせのステッチがあります・・・
っていうか、
フルブローグじゃん!(目立)
そうなんですよ、
トリッカーズの得意中の得意、
世界一有名な(!??)フルブローグ、
を搭載したサイドゴアブーツです!!
先に取り上げた3モデルは全てプレーントゥでしたね。
やはり英国王室に由来するフォーマル度の高いサイドゴアブーツとしては、派手な装飾の無いプレーンなデザインかなと。
実際にシックな印象でしたよね!!?
それらに対して、ヘンリーは賑やかです!
トゥにはウィング型の革の切り返しが、
アウトサイドカウンターにもゴアの中央まで伸びる大きな革の切り返しがありますね。
もちろん、親子穴とギンピングが施されています!
まさにカントリーブーツなサイドゴアブーツ!!
トリッカーズらしいサイドゴアブーツですね!
ゴアやシャフト等の基本的なデザインは前回、前々回のプレーントゥタイプと同じですね。
ラスト4444
ヘンリーのラストはカントリーシューズ(短靴)のBurton等と同じ4444となっていますね!(へー)
カントリーブーツのMolton等は4497Sですので、4444のブーツというのは珍しいかも!?
4444はボールジョイントにゆとりがあり、甲もやや高いラストですね。
ゆとりのある前方に対して、ウエストは絞られていて、踵もコンパクトです。
前々回取り上げたM6551は細身のスマートなラストでドレス寄り、
前回取り上げたステファンが4497Sラストで綺麗目、
なのに対して、
今回のヘンリーはボリューム感のある4444ラストでカジュアル寄り
ですね。
ソール
オールアラウンドグッドイヤーウエルト製法です。
ストームウェルトも付いています。
ダブルソール です。
カントリーシューズと同じタフな仕様ですね!
ファッション
人気デザインだけあって、洒落たデザインや別注品もあれこれありますね!
いわゆるスペクテーターシューズのデザインですね。
短靴と違い、サイドゴアブーツならではの革面積の大きさが活きていると思います。
ホワイトの部分がソックスやタイツのようで、上品さがあります。
ウィング型のトゥキャップやアウトサイドカウンターのブラックがエナメル革というのもドレス感を高めていますね。
ゴアのブラックがキリッと引き締め効果を生んでいます。
サイズが合えば欲しいなぁ・・・。
イギリスを代表するファッションデザイナーであるポール・スミスによる別注です!
ゴアを鮮やかな青に、
プルストラップを水色に、
ポール・スミスらしいポップな色使いですね!
伝統とポップのバランスが絶妙で、とてもカッコイイ。
そして、凄く今っぽい色だと思います。
以前取り上げた伊勢丹別注のクロケット&ジョーンズ「」もカラフルなゴアを採用していましたね!
ではでは。