スポンサードリンク

僕の最近のデニム熱。(拾弐)

 こんにちは。

 今日は曇りと小雨でした。

 ムンっと・・・ムンっとした暑さですね。(湿気)

 

 スニーカーの話を一休みして、

 僕の最近のデニム熱について脱線話をしています。

 

 最後に僕の好きなデニムブランド『リーバイス』の現在について書いています。

 『リーバイス』と『コーンミルズ』社のアメリカ本土の工場は全て閉鎖されましたね。

 

BEAMS Online Shop

 

 アメリカのデニム環境が変わっていくにつれ、

 存在感が大きくなってきたのが日本ではないでしょうか!?

 

 それこそ一昔前から日本製デニムのクオリティが高いという評判は聞かれました。

 海外の有名ブランドやデニムマニアから注目されていましたよね。

 近年はそうした動きが更に大きくなっているのではないかと思われるのです。

  

 その現れが『リーバイス』のデニムサプライヤーとして名前が上がる『カイハラ』社です!!

 こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)

www.kaihara-denim.com

 2019年8月2日付けです。

 記事から次の事が分かりました。

 

 1970年に絣製造からデニム生地製造に転換したわずか3年後の1973年には、既に『リーバイス』のデニム生地製造をされていたのですね!

 

 『コーンミルズ』社(おそらく『コーンデニム』社)のアメリカ工場閉鎖(2017年)にともない、「501」の一部のデニム生地サプライヤーとなりました。

 

 そしてこの度(2019年)、「LVC」への生地供給もスタートしました。

 

 との事です。

 

 

 現行「501」は、『リーバイス』の中核中の中核ですよね。

 その「501」の「デニム」を作るという事は、

 およそ130年前から続く「501」の歴史の中に入るという事だと思います!!

 

 また、

 LVCは過去の名作「501」を再現するシリーズと言っても過言では無いと思います。

 デザインを再現する事も重要ですが、

 生地が良く無ければヴィンテージの魅力を再現する事は出来ません。

 そのためには高い技術が必要ですよね。

 その技術を有するのが『カイハラ』なのですね!!

 

三越伊勢丹オンラインストア

 

 『カイハラデニム』について、こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)

next.rikunabi.com

 常に研究開発を続け、様々な種類のデニムを作っておられるのですね。

 国内生産に拘り、

 職人仕事に拘り、

 組織力をもって世界トップレベルのデニム作りに拘る。

 そのカイハラデニムを求めて国内外のメーカーが工場まで足を運んでいるそうです!

 

Farfetch:Linkshare:Affiliate:CPA:JP:JP

 

 思うに、

 古き良きデニムを好むデニムファンは、

 昔ながらの、つまり昔から変わらない作り方で作られたデニムに憧れを抱くのではないでしょうか。

 その最たる例が、

 昔から変わらない場所で、

 昔から使っている機械で、

 昔と同じ作り方で作られるデニム、

 なのだと思います。

 それが「バレンシア工場」や「ホワイトオーク工場」に対して抱いている思いなのかなと。

 

 しかし、両工場が本当にそうだったのかは分かりません。

 所在地は変わらないとしても、

 建物の状態、機械、

 さらには原材料、

 ひいては自然環境、

 が同じとは限らないですよね。

 もちろん歴史の継続という意味はありますが。

 

 

 それに、

 そもそも・・・

 世界の人々はデニムに対してこのような気持ちを持っておられるのでしょうか?

 ひょっとしたら、それはかなり少数(のデニムマニア)で・・・、(苦笑)

 大多数の人はファッションアイテムの1つとして見ているだけなのかもしれませんね。

 

 つまり、

 古き良き生地感とか工場とかに関心は無くて、

 現在のファッションの好みに合うかどうかで選ぶような感覚、

 見栄えと価格で判断するというような。

 

 僕はどちらかというと「古き良き〜」タイプですが、

 そうでは無い人の方が多いのかもしれないな、

 それを受けて両社は決断をしたのかな、

 と思ったりもするのです。

 

 ともあれ、

 現実として「バレンシア工場」も「ホワイトオーク工場」も閉鎖されました。

 そうした状況の中で、最善のデニムが「カイハラ」であり、日本のデニムなのかもしれませんね!

 

 

 デニムというのは不思議なもので、

 細部まで拘る事に深い魅力がありつつも、

 小さな事に拘らないからこそカッコイイという魅力があるように思います。

 それこそ、昔の人は〜論法みたいなもので、粗雑なところから味わいが生まれる、という感覚でしょうか。(笑)

 この相反する思いを自分の中でどう折り合いをつけるか、

 デニムファンの悩みですよね!?(笑)

 

 他の世界では、より均等に、より緻密に、より綺麗に作る事が上質とされますが、

 デニムの場合は逆とも思えます。

 にもかかわらず、

 今の時代は普通に作ると(テキトーに作っても?)綺麗に出来てしまうのかもしれませんね。(笑)

 ゆえに、

 細部にまで徹底的に拘らないと昔と同じようなデニム、古き良きデニムを作る事は出来ないのではないでしょうか。

 それを出来るのが日本人で、

 日本のデニムは、日本人の僕が思っている以上に、世界の中で評価が高いのかもしれませんね。

 

 日本には拘りの(レプリカ)デニムを作るブランドが沢山あります。

 そうした中から、欧米の有名ブランドと並び称されるブランド、その中から選ばれるグローバルブランドが登場すると嬉しいですね!

 

 

追記

 『リーバイス』の歴史はジーンズの歴史で、

 今は無い、古き良き時代への憧れを呼び起こしますよね。

 

 そういう意味では、

 イギリス靴にも似たところがあるかなと!!?

 

 例えば、

 『Tricker's』のカントリーブーツは1920年代には現在のデザインに落ち着いたと言われていますし、

フルブローグと英国靴。 ② バートン (1) - 靴と歩む、僕の...

 『Church's』のラスト73も1940年に誕生しました。

僕のChurch's DIPLOMAT。(2)ラスト73 - 靴と歩む、僕の...

 これらの靴は現在も作られ、(ラスト73は別注等で時々)

 20年代や40年代のスタイルが今も楽しめるのです!

 LVCみたいじゃないですか!?(楽)

 

 僕がデニムやドレスシューズに惹かれるのも、

 短い時間軸のトレンドファッションの魅力とはまた違った、

 長い時間軸で見る事ができるところに魅力を感じているからなのかなと思います。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

CASETiFY


スポンサードリンク