こんにちは。
今日も晴れました。
日中の暑さが・・・
一気に来た感じがするのは僕だけでしょうか??
スニーカーの話を一休みして・・、(長過ぎ)
僕の最近のデニム熱について脱線話をしています。
個人的に好きなブランド『リーバイス』の現在を確認しておくために、
アメリカ本土の工場の話をし、
次に「デニム」の話、をしています。
1915年まではニューハンプシャー州マンチェスターにある『アモスケイグAamoskeag Manufacturing Conmany)』社製のデニムが使われていました。
そして、1915年から新たなデニムが採用されましたね。
『コーンミルズ』社です。
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
記事から以下の事が分かりました。
(創業者リーバイ・ストラウスは1902年に73歳で亡くなりました。)
創業者から会社を引き継いだStem兄弟は、新しいデニムの供給元が必要な状況であると認識しました。
19世紀が終わる頃、『アモスケイグ』等のニューイングランドの製織所は、南部の州にある競合の台頭、高い工賃と輸送費、老朽化した建物と機材、高い税金もあり、事業が低迷していました。
「ウエストオーバーオール」の需要はとても強く、『LS&CO.』は彼らが求める生地を安定して確実に調達する手段を必要としました。
興味深い事に、1911年頃には『リーバイス』社はコットン・ダックの衣料の生産を中止しました。
「デニム」は洗うたびに快適になり、
テントを着ているような気分になる「ダック」を着たく無くなる様になるから、
という理由が考えられるそうです。(笑)
1915年、『リーバイス』社はノースカロライナにある『コーンミルズ』から大部分のデニムを購入するようになりました。
1922年には全てのデニムを『コーンミルズ』から調達します。
1891年創業の『コーンミルズ』は、20世紀へ変わるまでに、アメリカ国内のデニム生産の中心的存在になっていました。
『コーンミルズ』が開発したデニムは、その先の数十年間に『リーバイス』ジーンズに最高の名声をもたらしました。
確認すると、
1915年から『コーンミルズ』のデニムも使われるようになり、
1922年からは全て『コーンミルズ』のデニムに切り替わった、
のですね。
という事は、
1922年までは『アモスケイグ』のデニムも使われていたのでしょうね。
そういえば!
僕も昔のLVCで『アモスケイグ』モデルを持っています。
箱入り時代(いつだったかなぁ・・)で、
まだ開けてなかった、、、(苦笑)。
このデニムについてもいつか機会があれば何か書こうかな。
製品情報は側面のシールに記載されています。
「LOT 17501-0009」とあるので、1917年モデルですね。
すなわち、
1915年〜1922年の間ですので、
『コーンミルズ』デニムへ切り替わる過渡期のモデルです。
消費税5%時代なので、1997年4月1日〜2014年3月31日の間に販売されていた事になりますね。
その当時のLVC(日本製なのでLVCジャパン企画でしょうか)が『アモスケイグ』の「デニム」まで忠実に復刻していたのかは分かりません。
ただ、同時期に『コーンミルズ』ver.の1917年モデルも復刻されていたと記憶しているので、それとは違う「デニム」が使われているのではないかと思われます。
それと、1915年以前のモデル、「125」や「1890年モデル」等、が登場するようになった時期だったような記憶が、、、。(??)
なので、何か違う「デニム」が作られた時期だったのかもしれません。
『アモスケイグ』のデニムに関係しそうな記事を見つけました。(感謝)
どうやら「ロープ染色機」というのが鍵のようですね!?
『アモスケイグ』デニムはロープ染色法以前の生産技法、
『コーンミルズ』デニムはロープ染色機を使った生産技法、
のようです。
『アモスケイグ』デニムの復刻に関して、
「「天然インディゴ」で染色し、後処理をしないで生産される生地」
との事です。
そういえば、昔のLVCで天然インディゴが使われた「125」(?)も有ったような・・。
僕も購入したので、仕舞い込んでいるはず・・・。
あれこれ検索していたら、
ユーズドの「17501-0009」を見つけました!
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2009年の復刻だったみたいですね。
かなりコンディションが良さそうで、育てられそうですね!
それと、こちらも発見しました!
「17501-0002」が『コーンミルズ』ver.のようです。
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あれこれ検索したところ、2008年に販売されていたみたいです。
当時は今のようにネット情報が沢山得られる時代では無く、
紙情報と店員さんから教えてもらう情報が頼りだったなぁ。(懐)
今回はここまでです。
ではでは。