こんにちは。
今日も晴れました。
暑さが増してきましたね、、、。
湿気のせい?
前回の続きです。
僕のLMC「SHUTTLE」をご紹介しています。
スレーキ
スレーキにはブランドロゴとNAME欄がデザインされています。
この辺りもドレスパンツを意識したデザインかなと。
反対側スレーキです。
こちらはプレーンです。
コインポケットの裏とベルトループの裏にはバータックの刺繍糸が見えますね。
生地
赤耳付きのデニムです。
LMCもやはり『リーバイス』、ヴィンテージデニムを意識しているのかなと思われますね。
耳がピンっと綺麗に開かれていて作りの丁寧さが伝わります。
アタリを考えてここまで手がかけられているとすれば、
やはりヴィンテージデニムへの意識が高いのかなと!
詳しい事、正確な事は分かりませんが、
おそらく501(といっても年代によって違うのでしょうが)よりもう少し薄い生地感です。
縦に線が感じられる織りですね。
所々ポツポツとしていてムラ感もあります。
ただ、全体的にはサラッとした肌触りで綺麗な織りなのかなと。
先に『リーバイス』らしからぬプレーンなデザインが僕のお気に入りポイントだと書きましたが、このデニム生地もお気に入りポイントです。
僕もデニムの縦落ちは好きなので!
縦落ちしないデニムも好きですが、
エイジングの魅力という点では縦落ちは魅力的ですね!
裾
裾もチェックします。
ロールアップの跡がありますね。(笑)
レングスは長いままなので、暫くは
ロールアップしたり、
クシュっとさせたり、
しようかと!
そんな事はどうでも良いですね。(苦笑)
裾の内側はチェーンステッチです。
これが大事ですね!
『リーバイス』らしさが感じられるディテールです。
アーキュエイトステッチ
『リーバイス』らしさと言えば、
なんといってもこちらのディテールです!!!
裏面の後ろ姿です。
ヒップポケットに隠しリベットは無く、バータック仕様です。
現代のデニムは基本コレですので普通といえば普通。
・・ん??
ヒップポケットのところに・・
「アーキュエイトステッチ」が!!!
『リーバイス』と言えば、ヒップポケットのステッチがアイコンですよね!
1943年に商標登録されています。
カーブはやや浅めですね。
ステッチ中央がクロスした「ダイヤモンドクロス型」です。
1947年から2本針ミシンが使われるようになって登場したディテールですね。
やはりヒップに「アーキュエイトステッチ」があると『リーバイス』らしさが・・・
って、ちょっと待った!
これ、ヒップポケットじゃ無くて、その裏側だから!
ちゃんと言うと、
表から外付けされたポケットの方ですら無くて、
その下に当たる位置の裏側だから!!
何でここに「アーキュエイトステッチ」があるのの??
おそらく、このデニムを履き込んで行ったとき、
色落ちとともにアタリが生まれるはずですが、
そこでこのステッチの形をしたアタリを出そう!
という狙いなのかなと。
フロッタージュ・・みたいな感じ??
感想
という事で、僕のLMCをご紹介しました。
表側は、所謂『リーバイス』らしさを隠し、シンプルで質の良いファッションブランドのようなデザインとなっていますね。
そのため、テーラードジャケット等にも合わせられる適度なドレス感もあります。
しかし、
裏側から見ると、流石『リーバイス』だと思います。
赤耳付きデニムやアタリを意識したステッチ等、ヴィンテージから学んだと思われるディテールが見られますね。
こういうデニムはレッドタブやLVCには見られないのではないでしょうか。
そこにLMCの価値があるように思います。
今回はここまでです。
ではでは。