こんにちは。
今日も晴れました。
やはり気温も上がり、日中は半袖の出番でした。
『エルメス』のランニングシューズタイプのスニーカーを取り上げています。
続いてはこちらです。
HERMES ADICT
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柔らかく軽やかな印象のスニーカーですね!
こちらの記事で紹介されているモデルの色違いだと思います。(感謝)
2020年4月20日の記事で、
同年春夏で登場したモデルのようですね。
本靴は最後に紹介されている「アディクト」と同じデザインではないかと思います。
では、靴を見ていきましょう。
フォルム
僅かに細い感じの幅に、中庸なノーズ長、
ボリューム感を少し抑えたラウンドトゥ、
コロンとしながらもすっきりとした印象ですね。
基本的には前々靴「DRIVE」や前靴「BUSTER」と同じタイプかな(↓)
と思います。
なお、登場は「アディクト」が先ですね。
個人的には、『NIKE』のランニングシューズで言うところとの「AIR MAX 1」のようなフォルムが近いかなと思います。
因みに「エアマックス 1」の誕生は1987年でしたね。
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ですので、「アディクト」のフォルムは80年代頃のランニングシューズやジョギングシューズのような雰囲気を感じます。
「エアマックス 1」が今も作られている事からも分かりますが、つまりはオーソドックスなフォルムですね!
アッパーデザイン
ヴァンプとタンからクォーター、そしてヒールまで、ニット系のファブリックが使われているようです。
ここについてはまた後で。
U字型のトゥガードは起毛革で、
これまでの学習から推察すると、(笑)
おそらく「シェーブル・ヴェロア」ではないかと。
アウトサイドカウンターはスムースレザーですね。
全体的にグレーを基調とし、濃淡とホワイトを取り入れてデザインされています。
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特に特徴的なデザインが、
先ほど触れたニット系のファブリック生地ですね!!
トゥガード付近やレースステイ周り、トップライン周りは、織り模様を変える事でスニーカーらしいパーツの切り返しデザインが表現されています。
そして、サイドには傾斜した「H」ロゴが規則的に並ぶバンドデザインが有りますね!
ここはブランドアピールですが、派手なデザインでは無く上品です。
また、
フェイシングも特徴的なのです!
一見するとレースアップタイプに見えますが、
実はスリッポンタイプなのです!
というのも、
レースステイとヴァンプが一体生地(白い生地の箇所)になっているのです。
面白いデザインですね!
後ろ姿
アウトサイドカウンターの上にヒールタブがあり、
センターにはプルストラップが付いています。
なんと言ってもスリッポンですから、機能的に必要ですね!
ヒールもチェックします。
裾広がりのフォルムですね。
ここも前々靴「ドライブ」と共通しています。
ただし、
アウトソールのパターンは異なります。
それはサイドデザインにも表れています。
ソール
ミッドソールはオーソドックスなランニングシューズやジョギングシューズくらいの厚さです。
しっかりとした安定感のあるフォルムですね。
その下には薄いブラックのラバー素材のアウトソールが貼られていて、トゥはアッパーにかかるデザインです。
これもオーソドックスなランニングシューズに見られるものですね。
本靴には更に特徴的なデザインが見えますね!
ボールジョイント前辺りにブルーグリーンのギザギザしたシェブロンパターンのパーツがあります。
ヒールにもグレーのパーツがあります。
これらはアウトソールがミッドソールにまで伸びたものなのです!
どういうことかと言いますと、
こういう事です!(↓)
フロント箇所の両サイドにブルーグリーンの別パーツがありますね。
これがボールジョイント辺りのサイドにまでかかっていたのです。
ヒールにも「H」をモチーフとしたグレーの別バーツがありますね。
これがミッドソールのサイドにまでかかっていたのです。
なお、ベースとなっているブラックのラバーソールもオリジナルですね。
小さな「H」パターンが連続した溝がデザインされています。
デザインの自由度が高いスニーカーならではの個性的なソールですね!
今回はここまでです。
ではでは。