こんにちは。
今日は曇り時々雨。
意外と蒸し暑さを感じました。
・・・涼しくなるんじゃ無いの??
秋の訪れが近いようで・・なかなか、、。
『エドワードグリーン』のキャップトゥダービー「SHOREDITCH」を取り上げています。
EDWARD GREEN SHOREDITCH
日本で販売されているショップを見つけられず・・
本国オンラインからです。
前靴「CONISTON」同様サイズも限られているのですが、
廃盤になるのか、追加があるのか、???
個人的には良い靴だと思うのですが。
ダービー
Shoreditch | Men's | 82 Last | Edward Green
クォーターの革の切り返しがあるダービーです。
羽根の付け根から後方へカーブを描いて落ちていくカットラインです。
オーソドックスなダービーデザインですね。
羽根に注目すると、
5ホールで内鳩目です。
オックスフォードシューズと同じ仕様ですね。
そして、レースステイの脇にはスワンネックのステッチが施されています!
今でこそ他所のブランドでも時折見られるデザインですが、
『エドワードグリーン』のスワンネックは細やかなステッチと柔らかなラインですね。
やはり象徴的なディテールだと思います!(美)
ブローグ
羽根の付け根からソールへのカットラインの淵には親子穴のパーフォレーションと細やかなギンピングが施されています。
それ以外にはブローギングはありません。
つまり、ブローギングが施されているのは、
先ほどのトゥキャップの淵とクォーターの一部だけです。
これもクォーターブローグという事になるのかな??
というのは、クォーターブローグですと、トップラインの淵やレースステイの脇にもブローギングがされているデザインが多いように思うので。
例えば、以前取り上げたこちらのキャップトゥダービーのような。
この辺りはデザインの自由度があるのかもしれませんね。
控えめなブローグではありますが、
逆に印象的なブローグでもあるように思います。
London Grain
Shoreditch | Men's | 82 Last | Edward Green
説明文によると、
しなやかなフレンチカーフで、独特の自然な風合いを出すためにmilledされているようです。
このmilledという意味を探していたところ、ひょっとしたらこちらの記事にある事なのかなと。(感謝)
2019年4月6日の記事です。
ソール
Shoreditch | Men's | 82 Last | Edward Green
シングルレザーソールです。
ソールは、オーク、トウヒ、ミモザの樹皮の溶液で9ヶ月間鞣されたオークバークソールが使われています。
快適で耐久性にも優れた高級レザーソールです。
ソールはドレスシューズと同じ仕様ですね。
感想
印象の強いロンドングレインレザーは一見キワドイ感じがしそうなものですが、
不思議とそれ程主張が強い感じがしないように思います。
スマートでドレス感の高いラスト82と、
ドレスシューズと同じシングルレザーソールを採用した事で、
全体としては端正にまとまっているからでしょうか。
トゥキャップとサイドに施されたブローギングも目を引き、ロンドングレインの個性を適度に緩和しているような印象です。
かといって、これ以上ブローギングを足すと重々しくなりそうです。
個人的にはこの加減が丁度綺麗なのではないかと思います!
革のナチュラルな質感も現代的な印象ですね。
ドレスに合わせれば個性がキラリと光りそうですし、
カジュアルに合わせればきちんとした印象に格上げしてくれそうです。
今回はここまでです。
ではでは。