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キャップトゥダービーで! (73)EDWARD GRENN ③ CARDIFF (B) ダービー

 こんにちは。

 今日も晴れました。

 昨日よりはそれ程暑くはならなかったように感じました。

 日中も秋の気配?

 それとも週末に来そうな台風の影響??

 

 『エドワードグリーン』のキャップトゥダービー「CARDIFF」を取り上げています。

EDWARD GREEN CARDIFF


 

 今回もユーズドです。

 今現在はラインナップに無いようです。

 前回はトゥキャップのところまで書きました。

 メダリオンも施されていて、装飾性の高いセミブローグですね。 

 では今回です。

ダービー

 

 クォーターの革の切り返しがあるダービーです。

 羽根の付け根から後方へカーブを描いて落ちていくカットラインです。

 オーソドックスなダービーデザインですね。

 

 羽根に注目すると、

 5ホールで内鳩目です。

 ドレスシューズと同じ仕様です。

 スワンネックのステッチはありません。

 

CASETiFY

 

ブローギング

 クォーターの淵、すなわち、

 ヴァンプと接するカットラインの淵とトップライン、

 にはパーフォレーションとギンピングが施されています。

 また、レースステイの脇にもパーフォレーションが施されています。

 

 前回書いたトゥキャップと相まって、セミブローグと呼べるブローグの量だと思います。

 因みに、『エドワードグリーン』でセミブローグといえば、「CADOGAN」が有名でしょうか。


 

 オックスフォード(内羽根)のセミブローグですね。

 そして、アウトサイドカウンターの革の切り返しがあり、そこにもブローギングが施されています。

 

 しかし、「CARDIFF」のヒールにはアウトサイドカウンターの革の切り返しが無いので、ブローギングもありません。

 そのため、むしろ「CADOGAN」よりも重厚感はやや抑え目でしょうか!!?(笑)

 

CASETiFY

 

後ろ姿

 

 前述したように、アウトサイドカウンターの革の切り返しはありません。

 ボリューム感が抑えられ、すっきりとした印象ですね。

 

 ヒールの縫い合わせは縫い割りです。

 両脇にステッチが表れるデザインです。

 

 上端はドッグイヤーです。

 トップラインにはパーフォレーションとギンピングがありますね。

 

 ソールもチェックしておきます。

 コバの張り出しは殆どありません。

 ヒールカップの膨らみよりも幅の狭いヒールです。

 ドレスシューズと同じ仕様ですね。

 

 ブローギングはありますが、

 ドレスシューズに近いデザインになっていますね。

 

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ソール

 底付けはシングルウェルトのグッドイヤーウェルト製法です。

 コバの張り出しも抑えられています。

 ドレスシューズと同じ仕様ですね。

 

 ただし、ソールはダブルレザーソールです。

 シングルレザーソールと比べて耐久性や衝撃吸収性に優れ、カントリーシューズでも採用される仕様ですね。

 アウトソールはオークバークレザーソールです。

 出し抜いのステッチが隠れるヒドゥンチャネルで仕上げられています。

 ここはドレスシューズと同じ仕様ですね。

 

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感想

 ドレス感のあるキャップトゥダービーではありますが、

 やはりセミブローグとなるとカジュアル寄りな印象が強くなりますね。

 

 ただし、セミブローグはブローグの量や配分に幅がありうるデザインです。

 そのため、様々なバリエーションが生まれ、靴の印象も変わってきます。

 

 「CARDIFF」は、ヒールにブローギングが無いので横顔は割合すっきりとしています。

 ドレスシューズと同じラストが使われ、

 素材や作りも上質で、

 ドレス感のある仕上がりとなっていますね。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

AIGLE


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