こんにちは。
今日は降ったり、止んだり、時折風、雷。
まさに台風の影響ですね。
でも、山場はこれからとか。
皆さんのところは、僕のところも、大丈夫だろうか。
前回の続きです。
『エドワードグリーン』のキャップトゥダービーを取り上げています。
EDWARD GREEN クォーターブローグ ダービー
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ユーズドです。
モデル名は・・・分かりませんでした。
前靴「CARDIFF」によく似ているのですが、
前回書いたトゥキャップで違いがありましたね。
では、続きです。
ダービー
クォーターの革の切り返しがあるダービーです。
羽根の付け根から後方へカーブを描いて落ちていくカットラインです。
オーソドックスなダービーのデザインですね。
羽根には５対のレースホールがあり、
内鳩目です。
オーソドックスなドレスシューズと同じ仕様ですね。
ブローギング
クォーターの淵、つまり
羽根の付け根からソールへ落ちていくカットラインの淵と、
トップラインの淵、
そしてレースステイの脇、
に親子穴のパーフォレーションが施されています。
前2箇所にはギンピングも施されていますね。
装飾性の高いブローグによって、横顔の印象も賑やかです。
ただし、
ヒールにアウトサイドカウンターの革の切り返しが無いので、ヒールにはブローギングはありません。
そのため、カジュアル感は少し抑えられていますね。
後ろ姿
前述しましたが、アウトサイドカウンターの革の切り返しはありません。
すっきりとしてドレス寄りな仕様です。
踵の縫い合わせは縫い割りです。
両脇に縫い目が見えるのは『エドワードグリーン』のオックスフォードシューズと同じ仕様ですね。
ただし、上端はドッグイヤーで、これまで見てきたダービーによく見られた仕様です。
更に、トップラインはブローギングが施されています。
ソールのヒールもチェックしますね。
コバの張り出しは抑え気味で、出し抜いのステッチも見られません。
ただし、若干は張り出したデザインでしょうか。
前靴「CARDIFF」と見比べても、少し張り出しているように見えます。
個体差なのか？ デザインとしての違いなのか？？
キャップトゥダービーで！ （73）EDWARD GRENN ③ CARDIFF （B) ダービー - 靴と歩む、僕の．．．
それでもヒールカップの膨らみよりは狭いか、ほぼ同じくらい、ですね。
ダブルウェルトのカジュアルシューズほどは張り出していませね。
高さも少し感じます。
カジュアル感とドレス感の両方を感じる後ろ姿ですね。
ソール
底付けはシングルウェルトのグッドイヤーウェルト製法です。
アウトソールは「Daynite」ラバーソールです。
BRITISH MADEです！
スタッデッドパターンは外観がゴツゴツしていないので、ドレスシューズにも採用されます。
感想
クォーターブローグのダービーですが、
ボリューム感が抑えられていて、ドレス感が感じられますね。
「CARDIFF」とよく似ていますが、
トゥキャップのメダリオンが無い事で、よりドレス寄りな印象です。
キャップトゥダービーをドレスとカジュアルの間という視点で見ると、
小さなディテールの違いで位置づけも少し変わるのが面白いですね！
今回はここまでです。
ではでは。
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