こんにちは。
今日は晴れました。
(室内からは)気持ちの良い日差しでした。
『アレン エドモンズ』のキャップトゥダービー「Clifton」を取り上げています。
Allen Edmonds Clifton
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ユーズドです。
サイズはUS9で、ウィズはDです。
前回はトゥキャップとクォーターをチェックしました。
親穴のみのパーフォレーションがさり気なく個性的なデザインでしたね!
羽根
レースホールは4対ですので、4ホールですね。
オーソドックスな5ホールより1対少なく、羽根自体もややコンパクトになっています。
羽根の位置もやや後方寄りとなり、
その分ヴァンプのスペースが広くなり、
ノーズが長く見えます。
一般的にはカジュアルなデザインとされるダービー(外羽根)ですが、スマートな印象になっていますね。
クォーターブローグ
レースステイの下にパーフォレーションが施されています。
トゥキャップの縁と同じく、親穴だけのパーフォレーションです。
これら以外にパーフォレーションは無く、メダリオンもありません。
クォーターブローグですね。
フルブローグやセミブローグと比べてもブローグの量は控えめですが、
レースステイ脇のブローグは目につきますね。
アッパーの革の色も影響してだと思いますが、
パンチドキャップトゥよりはカジュアルな印象がするように思います。
底付け
コバに注目すると、少し張り出しています。
その張り出しは踵まで有り、靴をぐるりと一周していますね。
コバの上には出し抜いのステッチがかけられています。
オールアラウンドグッドイヤーウェルト製法ですね。
アウトソール
シングルレザーソールです。
カントリー寄りのダブルソールでは無く、ドレスシューズと同じシングルソールという選択からも、本靴がドレスを意識したダービー(外羽根)である事が分かりますね!
出し抜いのステッチが見えるオープンチャネルです。
ヒールは全面ラバーです。
これらの使用も「パークアベニュー」と同じですので、
ドレス仕様と言えますね。
感想
ラスト5(現65)のキャップトゥダービーという点では、最初に取り上げた現行モデルの①「Boulevard」と共通しますね。
キャップトゥダービーで! (162)Allen Edmonds ① Boulevard(A)ラスト65 - 靴と歩む、僕の...
4アイレットのNavvy Cut、カーフ、トップライン等のパイピング、ダブルステッチ、オールアラウンドグッドイヤーウェルト製法、シングルレザーソール、も共通しています。
両靴のデザインの違いは、ブローグです。
パーフォレーションの子穴の有無は小さな違いで、
レースステイ脇のパーフォレーションの有無が分かりやすい違いですね。
今回はここまでです。
ではでは。