こんにちは。
今日も雨時々曇りでした。
湿気もあって、もはや梅雨??
前回の続きです。
『サンダース』のキャップトゥダービーをチェックしています。
Sanders B.G.S.COLLECTION 1944 パンチドキャップダービー
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「ミリタリーコレクション」では無く、「B.G.S.COLLECTION」です。
ホースハイドレザー
「商品説明」を読むと「ベジタブルタンニンのホースハイドレザーを使用しています。」とありますね。
「材質」の欄にも「Vegitable tanned horse leather」とあります。
馬革はレザージャケット等では見かけることはありますが、靴では珍しいですよね!?
こちらの記事を見つけました。(感謝)
ベジタブルタンニンのホースハイドレザー(馬革)は柔軟性が高く、柔らかな履き心地との事。
同じ革かどうかは分かりませんが、レザージャケットで使われるホースハイドも柔らかな感じですよね。
しかし、来季からは別のレザーが使われるそうで、ホースレザーを使ったモデルは今季だけ、との事です!
2019年10月の記事ですので、今は在庫限りとなっているかもしれませんね。
その理由は、イギリスでは馬を革にして使うことに心理的な抵抗があるためなようです。
・・・ひょっとしたら、コードバンもそうなのかな??
最近でこそ有名イギリス靴ブランドでもコードバン靴が作られていますが、イギリス国内向けというよりも日本とかアメリカとか向けなのかもしれませんね。
僕は革自体が少ないからとか、雨に向かないからとか、と思っていたのですが、心理的な影響もあるのかも・・。
羽根
4ホールの外鳩目です。
前靴は5ホールでしたので、1つ少なくなっていますね。
これによって羽根が少し短くなり、その分ヴァンプスペースを長くとる事ができます。
ノーズ長自体がやや短めですので、その中で少しでもスマートに見せる工夫でしょうか。
それとも、、、サービスシューズですのでコストの関係かもしれませんね。
ともあれ、見た目は良くなっていると思います!
着用画像を拝見しても、ノーズが詰まった感じはしませんね。
むしろ少し余裕があるくらい長く見えるような!?
クォーターのカットラインは、羽根の付け根から後方へ伸びてからヒールの手前にカーブを描いて落ちています。
オーソドックスなデザインですね。
ステッチは2本(ダブル)です。
ここもオーソドックスなデザインですね。
因みに、「ミリタリーコレクション」は3本(トリプル)でした。
とはいえドレスとは違い、2本の間隔は少し空いています。
ミリタリーシューズらしい丈夫さが感じられますね!
また、パンチドキャップトゥとの繋がりも感じられ、バランスが良いと思います。
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後ろ姿
踵は中央で合わされ、上から下まで市革で補強されています。
市革はくびれたフォルムになっていますね。
こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)
「ヒールがレギュラーモデルよりも少し高めに設定されている」との事です!
アウトソール
底付けはグッドイヤーウェルト製法です。
出し抜いはヒールの手前までで、シングルウェルトです。
アウトソールはイギリス「ITSHIDE」のコマンドソールです。
ソールパターンは所謂スタッテッドです。
これは「ミリタリーコレクション」と同じですね。
靴紐
「B.G.S. COLLECTION」でも変え紐が付属していますね。
アッパーに合わせたブラック(やブラウン系)で大人しい雰囲気にしても良いですし、
オリーブで一層ミリタリー感を出しても良いですよね。
今回はここまでです。
ではでは。