こんにちは。
今日は晴れました。
風に舞う落ち葉を見ると、冬の気配を感じますね。
サッカー日本代表・・・
まさか、と言ってはいけないのかもしれませんが、
W杯本戦ですので、、
悪い結果となってしまいました。
遠藤選手の守備が効いていたのがハイライトでしょうか。
攻撃の手がなかなか出せず、バックパスが多かったかなと。
難しい試合展開となり、イエローカードも増えてしまいました。
これが本戦という事ですよね。
次の試合に向けて切り替えて、もう一度驚きを!!
がんばれ、代表!!!
『Silvano Sassetti』のキャップトゥダービーを取り上げています。
SILVANO SASSETTI
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前回は底付けのところまで書きました。
『シルバノ・サセッティ』が特許を持つグッドイヤーフレックス製法でしたね。
グッドイヤーウェルト製法と同じ構造でソールの反りを良くする工夫がされていました。
アウトソール
アウトソールはベースがレザーソールのようですが接地面に特徴的なラバーが貼られていますね。
レザーソールのスマートさを持たせつつ、グリップ力を向上させています。
外側の淵には出し抜いのステッチが見えますね。
やはりグッドイヤーウェルト製法のようです。
ヒールは全てラバーなのかな。
実用的なチョイスですね。
革
アッパーの革はホースレザーです。
程よいハリを感じさせながらも、足入れをした瞬間にわかる程ソフトな質感が魅力との事。
先のグッドイヤーフレックス製法と相まって、柔らかな履き心地で足によく馴染むでしょうね。
そして、前回の冒頭でご紹介した菅原靴店さんのサイトの中で、アッパーについての言及もありましたね。(感謝)
僕も本靴のデザインを眺めていてなんとなくアメリカ靴っぽい印象がしたのですが、専門店の言葉によって後押しが得られた気持ちです。(嬉)
そして、「アメリカンな香りがするのはアッパーからも。」と。
ホースレザーもアメリカンなデザインなのですね!(学)
この点、アメリカ靴といえば『Horween』のシェルコードバンのイメージがあります。
すなわち、馬革ですね。
コードバンは臀部の床面のみという特殊な(?)革ですが、他の部位の皮も当然あるはずです。
それこそがホースレザーですよね。
アメリカ空軍のフライトジャケットやライダースジャケット等でホースハイド(馬革)が使われていましたが、靴にも使われているのかな?
そういえば、『WOLVERINE』の「1,000マイルブーツ」ではホースハイドの話があったような・・・。
こちらの記事に書かれていました!(感謝)
1883年創業なのですね!(凄)
当初は電力会社で、1903年頃から靴の生産を始めたとの事。
なんと自社タナリーを持ち、主にホースハイドを生産していたそう!!(驚)
1914年にこの馬革を使った「1000 Miles Shoes」を発売しました。
アメリカ靴とホースハイド、繋がりましたね!
しかし1950年代に入ると、農耕馬の減少とともにホースハイドも減っていったようですね。
ところで、ホースレザーって・・・前にもあったような??
英国『SANDERS』のキャップトゥダービーでした!
定番の革では無いようでしたね。
イギリスでは馬革に心理的な抵抗があるとか・・。
イタリアでは馬革は人気なのかなぁ??
感想
幾度もアメリカ靴っぽいと書いてしまいましたが、本靴はイタリア靴です!
でも、それがイタリア靴っぽいようにも思うのです。
どういう事かと言いますと、アメリカやイギリスのデザインを取り入れつつ、イタリアならではのテイストで仕上げる感じ、でしょうか。
本靴も、無骨なアメリカ靴がイタリアの流れるようなラインとしなやかで柔らかな質感で仕上げられていますね。
ワークシューズのような雰囲気とドレスシューズのような雰囲気の両方が感じられるように思います。
今回はここまでです。
ではでは。