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キャップトゥダービーで! (19)SANDERS ④ B.G.S.COLLECTION (前)

 こんにちは。

 今日は雨でした。

 降ったり止んだりで、湿気が・・・。

 梅雨っぽいのか、夏の雨っぽいのか、、

 7月にこの感じって、新しい!??

 

 『サンサース』のキャップトゥダービーを取り上げています。

 「1128」とその別注(『アーバンリサーチ』)の次はこちらです。

Sanders B.G.S.COLLECTION 1944 パンチドキャップダービー

 

 「ミリタリーコレクション」では無く、「B.G.S.COLLECTION」です。

 

 「B.G.S.コレクション」というのは、1880年代から1950年代にイギリス軍に供給されていた、別名「Ammunition Boots」とも呼ばれた靴の復刻コレクションとの事。

 「B.G.S.」とは、「Boots、ankele、General Service」の略称で、主に銃火器を専門に扱う兵士用に設計されていた靴を指すとの事。

 『Sanders』でも一時期この靴の製造・供給を行なっていた事から、当時のボリュームのあるラストやレザーの種類など、レギュラーで展開している「Military Collection」とは違ったアプローチで、2019年からスタートしました。

 

 もちろん「OFFICIAL ONLINE STORE」にもあります!

B.G.S. COLLECTIONsanders.jp

 「B.G.S.コレクション」も日本限定のコレクションなのですね。

 

 それでは靴を見て行きましょう。

ラスト SL15111

 繰り返しになりますが、

 1880年代〜1950年代にイギリス軍の主重火器を専門に扱う兵士へ供給されていた当時のアーカイブモデルをベースに再現したラストです。

 「MILITARY COLLECTION」に採用されているLAST「266」に比べ、やや幅広でスクエアなトゥシェイプが特徴的との事。

 

 ラスト266も割とゆったり目のラストだと思います。

 SL15111は更にとの事なので、厚手のソックスでも履けそうですね。

 

 ノーズ長はロングでは無く、中庸くらいでしょうか。

  

 そしてトゥです!

 かなりゆったりとしたラウンドと言いますか、

 もはやスクエアっぽいと言いますか、

 他ではあまり見ない、特徴的なフォルムだと思います!

 強いて挙げるなら『QUILP by Tricker's」?

 

 

 266も割と丸みの強いラウンドトゥでしたが、まだコンパクトでドレス寄りです。

 L15111の方がデザイン性が強く、ラギッドな雰囲気もありますね。

 

 そして気になるのはフィッティングですよね!?

 実際に履いておられる方の記事を読ませて頂きました。(感謝)

pheb.jp

 土踏まずのところがキュッとシェイプされていて支えられるような感覚があるとの事。

 モディファイドラストなどの前方がゆったりしているラストでしばしば聞かれる感想ですが、SL15111もそうなのかもしれませんね。

 

Hunter Boots公式/雨の日ファッションの王道ブランド

 

パンチドキャップトゥ

 トゥキャップの縁を見ると、親子穴のパーフォレーションが施されています。

 因みに、クォーターの淵やトップラインの縁など他の箇所にはブローギングは一切ありません。

 パンチドキャップトゥですね。

 

 穴がしっかり見え、くっきりとしたパーフォレーションですね!

 個人的にブローグはカントリーシューズ (やブーツ)のイメージが強いので、ミリタリーシューズにも施される事にちょっと驚きました。

 民族的な意味合いでしょうかね??

 

 トゥキャップの長さも見ておきましょう。

 ノーズ長に対して十分な大きさで、バランスが良いと思います。

 前靴「1128」はやや短めのバランスでしたが、本靴はそのような印象はしませんね。

 

 ステッチは特に細かいというほどでは無いですね。

 パーフォレーションと相まって、

 さらには、個性的なトゥシェイプとも相まって、

 存在感のあるトゥキャップだと思います!

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

AIGLE


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