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さり気なく、華やかに、シングルモンク。 (115)Alden 955 ② 1655

 こんにちは。

 今日も晴れました。

 天気も安定してきましたね。

 

 前回の続きです。

 『Alden』のシングルモンク「955」を取り上げています。

 「955」はブラックのカーフが採用されたモデルでしたね。

 同じデザインでコードバンを採用したモデルも見つけました!

 

オールデン シューズ メンズ 黒 ブラック ALDEN 靴 モンク AberdeenLast

 

 モデル名の記載が無いので定かでは無いのですが、

 Aberdeenラストのシングルモンクで、デザインも共通しているように見えます。

 おそらく同モデルの素材違いではないかと。

 

 ところで、『Alden』といえば、同じデザインでも革が変わると品番も変わる法則(?)がありますよね!?

 今回のデザインに関して『なとりや』さんの記事に記載がありました。(感謝)

blog.livedoor.jp

 バーガンディ(#8)の「954」、

 モカスエードの「953」、

 ブラックコードバンの「1655」は『NATORIYA』別注から定番に昇格したそうです!

 そして前回のブラックカーフが「955」でしたね。

 

 本靴はブラックのコードバンと記載されていますので、「1655」になるでしょうか。

コードバン

 『Alden』のコードバンですので、タンナーは『Horween』です!

 『Horween』のシェルコードバンについては前にも何度か書いています。

クロケット&ジョーンズのコードバン靴見っけ!!② - 靴と歩む、僕の...

僕のChurch's DIPLOMAT。(9)コードバン - 靴と歩む、僕の...

 

 やはり艶やかですね!

 新品時は前回のカーフも艶やかですが、履き込んで手入れをすると柔らかな艶が蘇る感じでしょうか。

 対して、コードバンは履き込むと瑞々しく光るような艶が増していく感じですね。

 

 フォーマルにも履ける靴としてのシングルモンクを考えると、ブラックカーフが最も相応しいのでしょう。

 次いで、履ける場は少し限られてきますが、ブラックコードバンとなるでしょうか。

 コードバンは艶が強いので華やか過ぎると見られる事もあるかと。

 そういう場を除けば、ブラックですのでかなり合わせやすいと思います!

 

 

 前回注目できなかったデザインについても書きますね。

ストラップ、バックル

 ストラップはインサイド側の羽根から窄まる形で伸びています。

 このようなデザイン自体は西欧のものも同様ですが、本靴はより絞られているように見えますね。

 つまり、ストラップの幅は細めだと思います!

 

 対応するバックルも小ぶりです。

 フレーム幅は普通くらいですが、厚みがきちんとあります。

 小さくても適度なボリューム感があり、全体から見てもバランスが良いですね!

 フォルムは「D」字型で、他ブランドではあまり見ないように思います。

 色は艶消しのゴールドでしょうか、鈍い艶が渋いですね!

 小ぶりでシンプルな上に丸みがある事で、とても上品な印象ですね。

 

 細くスマートなストラップと小ぶりで上品なバックルによって、ドレス感が強調されているように思います。

 太いストラップや大きなバックルを用いたカジュアルなシングルモンクと対極的なデザインとも言えますね。

 ヨーロッパのシングルモンクの多くは前者でしたので、このデザインは特徴的だと思います。

 

 

後ろ姿

 ヒールは縫い割りで、上端はドッグイヤーです。

 

 ヒールカップの丸みがしっかりと表れていますね!

 

 ヒールのトップラインはアウトサイド側へ下るように傾斜しています。

 ここもAberdeenラストの特徴的なディテールですね。

 

 ヒールのコバは少し張り出しています。

 出し抜いのステッチはありませんので、ダブルウェルトでは無いですね。

 

 ヒールブロックはそれ程高さが無く、安定感のある印象です。

 

 

おまけ

 ユーズドですが、バーガンディーコードバンのモデルも見つけました!

 「954」になるでしょうか。

Alden 954

 

 『McMAHAN SHOES』の別注品との事。

 AberdeenラストでUS9Dです。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


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