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『マルセル ラサンス』とオールデン。白いドレスシューズの脱線編。 (2)

 こんにちは。

 今日は曇り時々小雨くらいだったでしょうか。

 すっかり秋な感じですが、信じても良いのかな??

 

 豆乳の「かぼちゃ」飲みました。

 かぼちゃのモンブランみたいな味かな。(?)

 豆乳が優しい生クリームっぽい感じというか、スィーツ系のかぼちゃかなと。

  個人的には、まずまずでした。

 

 前回の続きです。

 先日発見したオールデンのホワイトバックス(↓)から始まって、

白いドレスシューズの可能性は!? (16-2) ALDEN 29330 (再) - 靴と歩む、僕の...

 只今脱線中です・・・。(苦笑)

 

 この靴をきっかけに初めて知った『マルセル ラサンス』というブランドに興味が湧いたので、あれこれ調べて書いています。

 

 『マルセル ラサンス』のサン=ジェルマン=デ=プレのショップを訪ねた記事(2016年9月21日)を読ませて頂き、(感謝)

livininparis.com

 あれこれ書いている途中でした。

サン=ジェルマン=デ=プレ

 記事の中でラサンス氏は

 「Aldenのヨーロッパでの最初のカスタマーはうちのショップだよ」

 と仰られていますね!

 因みに『マルセル ラサンス』は1976年に1号店がオープンしています。

 

 ところで以前、オールデンのファッション的な歴史について書いていた時、

 フランスにおけるオールデン事情として『HEMISPHERES(エミスフェール)』が登場しましたね。

白いドレスシューズの可能性は!? (13) ALDEN ④歴史4 パリ - 靴と歩む、僕の...

 1979年にパリでオープンしたセレクトショップで、

 洋服屋として初めてVチップをオーダーし、

 Vチップをファッションとして成立させた伝説の店でしたね。 

 

 フランスにおけるオールデン事情を整理すると、

 オールデンの取り扱いは『マルセル ラサンス』の方が先で、

 Vチップの取り扱いは『エミスフェール』から始まった、

 という事になるのかな。(?)

 

 要するに、

 フランス紳士はオールデンが好き!という事ですね。(!?)

 

 でも、、、僕としては意外な事実です。(驚)

 だって、フランスにはJ.M.ウエストンやベルルッティやオーベルシーやパラブーツやエシュンなどなど有名な靴ブランドが沢山ありますし、

 イタリアやイギリスという靴作りに秀でた隣国もありますよね。

 それらを抑えてアメリカ靴・・・というのがエスプリ!??(ニヤリ)

 

 

 

悲しいお知らせ

 そんなフレンチトラッドのお手本ともいえる『マルセル ラサンス』ですが、

 2018年2月24日のこちらの記事(感謝)で、、、

 閉店のお知らせがありました。(悲)

paridayori.exblog.jp

 42年間続いたビューコロンビエ通りのショップは有名人のワードローブ的存在だったそうです。

 色使い&テキスタイルの魔術師と呼ばれる程に洗練された色彩感覚や素材セレクト、

 巧みにコーディネートできる独特のファッションセンス、

 奇抜さやブランドが表面化せずに身に着ける本人が主役、

 リラックスして着こなせるカッティング、

 宣伝なくして口コミだけで多大な著名人のハートを掴んだ

 と称賛されていますね。

 

 また、

 一目でブランドが解るファッションを好まない著名人スター、

 自然体でお洒落を愉しむ顧客揃い、

 というのもフレンチ「トラッド」らしいですね!

 

続・悲しいお知らせ

 そして、2018年3月、残念なことにパリのショップも閉店したそうです。

 こちらの記事を読ませて頂きました。(感謝)

 記事を書かれた前淵俊介氏はSHIPSのディレクター兼バイヤーとして1991年にマルセル・ラサンス氏と契約を結び、『MARCEL LASSANCE』を代官山にオープンさせる等されてこられた方との事です。

amvai.com

 顧客リストには著名な俳優も多く名を連ね、ファッションも注目されたでしょうね。

 例えば、カトリーヌ・ドヌーブの着こなしはフレンチファッションのお手本としてあげられますよね。

 また、ミッテラン大統領はスーツからオフの日のカジュアルまで、よく着ておられたそうです。

 

 う〜ん・・・

 パリのお店まで閉店という事は・・・

 『マルセル ラサンス』はもう無くなってしまったのかなぁ。

 

 今回はここまでです。

 ではでは。

 


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