『マルセル ラサンス』とオールデン。白いドレスシューズの脱線編。（１）

　こんにちは。

　今日は曇り気味の晴れでした。

　気温はそこまで上がらず、すっかり秋を感じますね。

　このまま秋に入るのだろうか・・・？？

　先日発見し、急遽取り上げたオールデンのホワイトバックス。

白いドレスシューズの可能性は！？ （16-2） ALDEN 29330 （再） - 靴と歩む、僕の．．．

　その靴は『MARCEL LASSANCE』の別注でした。

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　これをきっかけに初めて知った『マルセル ラサンス』というブランドは、1970年代頃から登場したフランス・パリのファッションブランだそうです。

　フランス、パリ、昔のブランド、、、オールデン、ホワイトバックス、

　頭に浮かぶキーワードを繋げると・・・フレンチトラッド！？！？

　あれこれググっていると、どうやら本当にフレンチトラッドと繋がる重要なブランドのようでして、、、

　これは別に一枠設けないといけないな！

　と。

　という事で、白いドレスシューズから脱線して、

　『マルセル ラサンス』です。！！（デスプリンス風！？）

『MARCEL LASSANCE』

　まずは『マルセル ラサンス』とはどのようなショップであったのか？

　こちらの記事を読ませて頂きました。（感謝）」

archstyle.tv

　Paris（サンジェルマンだそうです）にお店を構える『MARCEL LASSANCE』は

　「様々なブランドの洋服を一つのお店に集めたコンセプトショップ」で

　「世界各国から集めた洋服と自身のデザインしたオリジナルの両方を展開していた唯一のお店」

　だそうです。

　日本の「セレクトショップ」と似ている感じでしょうか？？

　でも、マルセル・ラサンス氏は

　「テキスタイルデザイナーから始まった『MARCEL LASSANCE』、グレンマックのニットやシャプリエの色出しも行っていた」

　という事で、デザイナーである点が違いますね。

　（でも、セレクトショップもオリジナル商品やオリジナルレーベルを作っています！）

　そして、

　「今では定番になったALDENのブラックコードヴァンは彼が特注したところから始まったそうです。」

　との事で、フランスのファッションにアメリカ靴が取り入れられたという歴史的な意味がありますね！（凄）
　記事にも書かれているように、アメリカ物やイギリス物をフランス的解釈によって表現したファッションスタイルは、当時の洋服業界に衝撃をもたらしたのでしょう。

　それこそが「フレンチトラッド」なのでしょうね！！

　記事ではその後、「マルセル ラサンス」の名作として人気が高かった「フィッシュテールパーカー」の話へ入っていきます。

　それは米国地上軍の野戦用パーカー「Mｰ51 」に由来するミリタリーウェアで、ファッション的には「モッズコート」として有名ですよね。

　僕なりに整理すると、

　1951年に誕生した米国の「PARKA SHELL M−1951」が、

　1960年頃のイギリスの若者達MODSに愛用されて「モッズコート」となり、

　（注：「モッズコート」という呼び名については1990年代以降らしいです。）

　1980年頃にマルセル・ラサンスで「フレンチトラッド」として取り入れられた、

　という流れでしょうか。

　へー、フレンチトラッドにもM-51が入るのですね！（学）

サン=ジェルマン=デ=プレ

　サン=ジェルマン=デ=プレのショップを訪ねた記事も見つけました。（感謝）

　2016年9月21日の記事となっていますね。

livininparis.com

　「潔いほどにNAVYとGRAYの店内。他にはシャツでWHITEやBLUE。」

　とありますね。

　一瞬Thom Browne思い起こしました。

　メンズのトラッドに共通する色なのかな。

　「とは言え頑固な洋品店という訳でもなく、現代的なアイテムもセレクトされている」

　というのがやはりフレンチトラッド！！

　日本の「nanamica」もありますね！

　そして、何と！！　

　ラサンス氏ご本人のお写真も掲載されています！！（貴）

　ドレス感とリラックス感が調和した程良いフィットのグレートーンコーデですね！

　その足元は、Aldenの「975」でしょうか！！？

　素足履きです！

　寛いだカジュアルな着こなしなのに、だらしなく見えませんね。

　きちんとしたトラッドアイテムが引き締めているのかなと思います。

　氏は「Aldenしか履かない」と仰られているそうで、「中でもコードバンのNo.８（バーガンディ）が一番好き」との事。

　お写真を拝見しても（おそらく）「975」が自然に馴染んでいますよね！！

　大人のフレンチトラッドだなぁ！（お手本）

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　シンプルで自分に馴染んだファッションにサラリと履く姿がカッコイイと思いました！

　今回はここまでです。

　ではでは。

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