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春のフレンチローファーはいかがですか!? (10) ジョンロブ LOPEZ ②

 こんにちは。

 

 池江璃花子選手、優勝と東京五輪代表内定おめでとうございます!!!!!

 もう、本当に、あまりに、凄過ぎて、嬉しくて、美しくて、

 一度はレールから外れざるを得ない状況になってしまったのに、

 努力を積み重ねて、見事に復帰され、更に成長した姿を見せてくれました。

 人間の強さ、優しさ、弱さ、不安、忍耐、努力、純粋さ、勇気、希望、

 いろいろな思いが伝わってきて、感動しました。

 「無理をしないで」と現役のアスリートには言えませんので、

 お体を大事に頑張って下さい!

 あなたが泳いでいる姿が僕の気持ちを勇気づけてくれます!!

 ありがとうございます!!!

 

 では、前回の続きです。

 この春に僕が履きたい気分はフレンチローファー!

 という事で、まずは僕のエシュンHELIX(↓)を紹介しました。 

f:id:maeego:20210403233723j:image
 前回と同じブーツカットのデニムで、ライトブルーのソックスを合わせてみました。

 春らしい色で、今の気分にもフィットしています!

 

 さて、

 フレンチローファーのお手本として真っ先に挙げられるのがJ.M.ウエストンの180ではないかと思います。

 フランスの老舗高級靴ブランドが作るFabrique en FRANCEですし、

 フランス人に愛されてきた歴史のあるローファーですから、

 間違い無くフレンチローファーですね!(確)

 

 ところで、

 パリは今も昔もファッションの都ですよね!!?

 世界中の良いモノがパリに集まり、パリで認められたモノが世界中に広がっていく。

 そんなパリで暮らすパリジャン・パリジェンヌが愛用するフレンチトラッドアイテムというのは、必ずしもフレンチブランドでなければならない訳では無いのでは!??

 それはフレンチローファーにおいても言えるのでは!??

 と、僕は思うのです。(自信は無いですが・・・)

 

 そして、ジョンロブ(パリ)のロペスが正にそれではないでしょうか!(?)

 実際、ロペスはフレンチトラッドにおける憧れのローファーとして君臨し続けているようですし!(王)

夏だ、秋も、ローファーだぁ!? ⑬ LOPEZ - 靴と歩む、僕の...

 イギリスの靴ブランドにパリの感性が加わり、

 イギリスで作られてパリで認められたローファー、ですね。

 これもフレンチ(スタイル)ローファーと言って良いのではないかと思います!

 

 ロペスは180とはまた違った個性のある美しいフレンチローファーです。

 そんなロペスをチェックしています。

ノーズ

https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/importbrandgrace/cabinet/johnlobb/309031l0005_1.jpg?_ex=350x350&s=0&r=1

 サドルの位置を見てみると、二の甲にかかる辺りでしょうか。

 180(↓)よりも若干足首寄りに見えますね。

 その分ロペスの方が若干ノーズが長く見えるバランスです。

 とはいえ、ロングノーズという程ではありません。

 あくまで中庸な長さですね。

 そこがクラシカルな印象をもたらしていると思います。

 そのバランスが絶妙で、

 シャツやジャケットにも合わせられるドレス感があり、

 ポロシャツやTシャツにだって合わせられるカジュアル感もあります。

 う〜ん、フレンチトラッドにぴったりですね!(正)

 

サドル

https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/importbrandgrace/cabinet/johnlobb/309031l0005_6.jpg?_ex=350x350&s=0&r=1

 サドルの横の長さはモカ縫いが隠れるくらいまでで、ハーフサドルです。

 縫い付けもシンプルで、すっきりとした印象がしますね。

 

 ロペスの特徴的なデザインがサドルに開けられた窓の形です。

 楕円形の非常にシンプルな形ですね。

 

 因みに、180(↓)はカモメ型の凝ったデザインでした。

 

 また、エシュンはH型、パラブーツアドニスは三角型でした。

 これらと比べても、楕円形というのは一際中正なデザインだと思います。

 故に、非常に上品な印象がします。

 

 普遍的でありながら個性的なデザイン、

 極めてベーシックな美しさ、

 エルメスとも通じる美意識を感じます。

 

まとめ

 フレンチローファーのお手本とも言えるロペスと180。

 広く大きなヴァンプと高さのあるトゥによって形成された、まるで箱のようなフロントシェイプ、

 スッキリとしたハーフサドル、

 中庸なノーズ長、

 という共通点からは、これらがフレンチローファーらしさのポイントなのかな、と思います。

 しかし、細かな違いがあり、

 総じて全体の印象も結構違いますね。

 

 ロペス(↓)は縦(前後方向)を感じるデザインで、ドレス感のあるフレンチローファーだと思います。

 テーラードジャケットにも合わせられるドレス感は、やはりイギリス靴ならではなのかもしれませんね。

 そういう意味では、フランス好みのイギリス靴、になるのかな??

 だとすれば、本来はイングリッシュローファーなのかもしれませんね。

 ただ、僕の受け止め方としては、ロペスはフレンチトラッドとして認められたのですから、ファッション的にはフレンチ(タイプ)ローファーとして良いのかなと思っています。

 

 それに対して、

 180(↓)は横(左右方向)を感じるデザインで、スポーツ感のあるフレンチローファーだと思います。

 サドルに接するモカ縫いの位置が横に広いですし、ノーズもやや短めという事もあってか、横幅を感じます。

 180もブレザーやシャツとも合わせられる上品さがありますが、

 ポロシャツやショートパンツといったスポーツカジュアルとの相性は抜群かなと。

 

 

 というように、ロペスと180は異なる個性をもったフレンチローファーのお手本です!

 因みに、パラブーツアドニス(↓)を取り上げた際、その最後にふれた「もう1つのお手本」というのがロペスで、アドニスのドレス感は180よりもロペスの方に寄っているのかな、と思いました。

  ただ、アドニスも横幅を感じる印象がありますし、トゥのセンターシームもありますし、180の影響も感じますね。

 

 フレンチローファーと言っても、細かな違いから全体の印象も若干変わってくるものですね!

 面白いなぁ。(楽)

 

 今回はここまでです。

 ではでは。


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