こんにちは。
池江璃花子選手、優勝と東京五輪代表内定おめでとうございます!!!!!
もう、本当に、あまりに、凄過ぎて、嬉しくて、美しくて、
一度はレールから外れざるを得ない状況になってしまったのに、
努力を積み重ねて、見事に復帰され、更に成長した姿を見せてくれました。
人間の強さ、優しさ、弱さ、不安、忍耐、努力、純粋さ、勇気、希望、
いろいろな思いが伝わってきて、感動しました。
「無理をしないで」と現役のアスリートには言えませんので、
お体を大事に頑張って下さい!
あなたが泳いでいる姿が僕の気持ちを勇気づけてくれます!!
ありがとうございます!!!
では、前回の続きです。
この春に僕が履きたい気分はフレンチローファー!
という事で、まずは僕のエシュンHELIX(↓)を紹介しました。
前回と同じブーツカットのデニムで、ライトブルーのソックスを合わせてみました。
春らしい色で、今の気分にもフィットしています!
さて、
フレンチローファーのお手本として真っ先に挙げられるのがJ.M.ウエストンの180ではないかと思います。
フランスの老舗高級靴ブランドが作るFabrique en FRANCEですし、
フランス人に愛されてきた歴史のあるローファーですから、
間違い無くフレンチローファーですね!(確)
ところで、
パリは今も昔もファッションの都ですよね!!?
世界中の良いモノがパリに集まり、パリで認められたモノが世界中に広がっていく。
そんなパリで暮らすパリジャン・パリジェンヌが愛用するフレンチトラッドアイテムというのは、必ずしもフレンチブランドでなければならない訳では無いのでは!??
それはフレンチローファーにおいても言えるのでは!??
と、僕は思うのです。(自信は無いですが・・・)
そして、ジョンロブ(パリ)のロペスが正にそれではないでしょうか!(?)
実際、ロペスはフレンチトラッドにおける憧れのローファーとして君臨し続けているようですし!(王)
イギリスの靴ブランドにパリの感性が加わり、
イギリスで作られてパリで認められたローファー、ですね。
これもフレンチ(スタイル)ローファーと言って良いのではないかと思います!
ロペスは180とはまた違った個性のある美しいフレンチローファーです。
そんなロペスをチェックしています。
ノーズ
サドルの位置を見てみると、二の甲にかかる辺りでしょうか。
180(↓)よりも若干足首寄りに見えますね。
その分ロペスの方が若干ノーズが長く見えるバランスです。
とはいえ、ロングノーズという程ではありません。
あくまで中庸な長さですね。
そこがクラシカルな印象をもたらしていると思います。
そのバランスが絶妙で、
シャツやジャケットにも合わせられるドレス感があり、
ポロシャツやTシャツにだって合わせられるカジュアル感もあります。
う〜ん、フレンチトラッドにぴったりですね!(正)
サドル
サドルの横の長さはモカ縫いが隠れるくらいまでで、ハーフサドルです。
縫い付けもシンプルで、すっきりとした印象がしますね。
ロペスの特徴的なデザインがサドルに開けられた窓の形です。
楕円形の非常にシンプルな形ですね。
因みに、180(↓)はカモメ型の凝ったデザインでした。
これらと比べても、楕円形というのは一際中正なデザインだと思います。
故に、非常に上品な印象がします。
普遍的でありながら個性的なデザイン、
極めてベーシックな美しさ、
エルメスとも通じる美意識を感じます。
まとめ
フレンチローファーのお手本とも言えるロペスと180。
広く大きなヴァンプと高さのあるトゥによって形成された、まるで箱のようなフロントシェイプ、
スッキリとしたハーフサドル、
中庸なノーズ長、
という共通点からは、これらがフレンチローファーらしさのポイントなのかな、と思います。
しかし、細かな違いがあり、
総じて全体の印象も結構違いますね。
ロペス(↓)は縦(前後方向)を感じるデザインで、ドレス感のあるフレンチローファーだと思います。
テーラードジャケットにも合わせられるドレス感は、やはりイギリス靴ならではなのかもしれませんね。
そういう意味では、フランス好みのイギリス靴、になるのかな??
だとすれば、本来はイングリッシュローファーなのかもしれませんね。
ただ、僕の受け止め方としては、ロペスはフレンチトラッドとして認められたのですから、ファッション的にはフレンチ(タイプ)ローファーとして良いのかなと思っています。
それに対して、
180(↓)は横(左右方向)を感じるデザインで、スポーツ感のあるフレンチローファーだと思います。
サドルに接するモカ縫いの位置が横に広いですし、ノーズもやや短めという事もあってか、横幅を感じます。
180もブレザーやシャツとも合わせられる上品さがありますが、
ポロシャツやショートパンツといったスポーツカジュアルとの相性は抜群かなと。
というように、ロペスと180は異なる個性をもったフレンチローファーのお手本です!
因みに、パラブーツのアドニス(↓)を取り上げた際、その最後にふれた「もう1つのお手本」というのがロペスで、アドニスのドレス感は180よりもロペスの方に寄っているのかな、と思いました。
ただ、アドニスも横幅を感じる印象がありますし、トゥのセンターシームもありますし、180の影響も感じますね。
フレンチローファーと言っても、細かな違いから全体の印象も若干変わってくるものですね!
面白いなぁ。(楽)
今回はここまでです。
ではでは。