こんにちは。
今日は晴れました。
桜が見頃、、なのかな・・?
ここ数日、なかなか桜を愛でる気持ちの余裕が無くて。(悲)
散歩に出ないといけなませんね。
大事のいざこざがこちらにも影響してしまい、なかなか進まなくてごめんなさい。
なんとか書き進めていかなければ!
今回はフレンチトラッド な視点で(注:僕の勝手な視点ですが)ローファーを取り上げていきたいと思っています。
僕が今気になるローファーは、
シャープなデザインやドレス感の高いデザインのイングリッシュローファーでは無く、
もう少しカジュアルでトゥ周りにゆとりのある印象のフレンチローファーですね。
もちろん、フレンチトラッドなスタイルにイングリッシュローファーを合わせるのも全然アリだと思いますよ!
その場合、より大人っぽい印象になるかな!?(憧)
これに対して、フレンチローファーを合わせると、もう少しリラックスした印象になるように思います。
そうですねぇ、、、例えばですが、
プレスの効いたシャツにはイングリッシュローファー、
洗いざらしのシャツにはフレンチローファー、
という感じでしょうか。(笑)
そんなフレンチローファーの一例が、先日ご紹介したHESCHUNGのHELIXです。
イギリスのデザイン(キルトです)を取り入れたフレンチローファーでしたね。
他にも素敵なフレンチローファーは沢山あるので、チェックしていきましょう!
フレンチローファーと言えば、やはりこちらですよね。
JM.WESTON 180
180は昨年のローファー特集(特集?)の時にも取り上げました。
あの時はクラシカルなローファーという視点で取り上げましたね。ローファーの1つの完成形と言っても過言では無い名作ですので。(敬)
今回はファッションの方からの視点で見てみたいと思います。
フレンチローファーのお手本
まずは、何故ファッション的な意味で「フレンチローファーといえば180」なのか、から。
その答えは、180の歴史についてチェックしていた昨年の記事の中にあるように思います。
おさらいすると次の通りです。
1962年頃、シャンゼリゼ通りのドラッグストアにたむろする「Bande du Drugstore(ドラッグストアのギャング)」と呼ばれる若者達の間で、リーバイス501にシグネチャーローファーの素足履きというスタイルが流行り始めました。(これ、僕がイメージするフレンチトラッドだ!)
その6年後には、フランスで起きた学生運動の象徴となり、学生たちのマストアイテムになりました。
つまり、60年台のフランスの若者たちのファッションの中で180は大事なアイテムだったと。
まさにフランスにおけるファッションとしてのローファーですね!!
因みに、リーバイス501はアメリカのファッションですが、世界共通のファッションと言っても過言では無いですよね。(凄過)
そんな501に合わせる靴の違いに、何となくお国柄の違いが現れるように思いません!??
それではファッションとして見た時の180の特徴をチェックしてみましょう。
ヴァンプ
縦は爪先の近くまで、横はボールジョイントのところまで広がった、大きなU字型のヴァンプは特徴的なデザインですね。
違うタイプと見比べた方がより分かりやすいでしょうか。
例えば、イングリッシュローファーらしいデザインのEDWARD GREENのPICCADILLYです。
ヴァンプのU字型は縦も横も少し狭まっていて、コンパクトなデザインですね。
カジュアル感が弱まり、上品な、エレガントな印象になっていると思います。
ヴァンプのU字型の広さ・大きさはローファーの印象に大きく影響しますよね。
ボリューム感がまず違います!
180はゆったりと、威風堂々とした印象がします。極端な例えですが、SUVのような。
ピカデリーはコンパクトで、上品な印象がします。例えるなら、スポーツカーのような。
ローファーのタイプが違うと言っても良いくらいだと思います。
なので、
フレンチローファーの特徴と言えば、広く大きなU字型のヴァンプではないでしょうかね!?
今回はここまでです。
ではでは。