こんにちは。
今日も曇り気味で、涼しい1日でした。
そして夜には雨が。
こういう流れが続いていますね。
一気に秋が来そうな感じ!??
前回はチャーチの定番フルブローグの1つ「Grafton」を見てみました。
モデル名について書き忘れた事があったので補足します。
靴の名前には地名が付けられる事が多いと思うのですが、グラフトンは複数ありました。
イングランドの村の、、、どれかでしょうね。(不明)
もう1つ他に、グラフトン公という公爵位もあるそうです。
それでは今回です。
チャーチの定番フルブローグの2足目で、BURWOODです。
Church's BURWOOD
レディースでも人気のモデルですね。
スタッズを付けたロックなバーウッドも大きな話題になりました。
バーウッドはオールドチャーチ時期には既に存在しているようですね。
2都市表記で「旧旧チャーチ」と言われるそう。
1960年代後半から70年代のようですね。
年代判別についてもこちらを参照させて頂きました。
リーバイスのビンテージを調べているみたいで楽しいですね!
そして、チャーチの歴史の深さを実感します。(尊)
バーウッドは、カントリーシューズ的なカジュアル感と小綺麗なドレス感とが合わさった、独特のポジションにある靴ですね。
まずはカジュアルな面から。
ラスト81
ラスト81は1950年頃から登場していたようです。
でも、バーウッドの紹介ページでは1970年頃の誕生と書かれています・・・。
どっち??(謎)
BURWOOD (LAST 81) / バーウッド(レザーソール/ポリッシュドバインダーカーフ) | BRITISH MADE
ポッテリとしたラウンドトゥで、
ノーズは短め、
少し高さもあるフォルムで、
コロンとした丸みが感じられます。
カジュアル向けのラストですね。
引用させて頂いた通り、チャッカブーツの名作「RIDER」も81ラストです。
007も履いていましたね!(『慰めの報酬』の「RIder3」です。)
スリムでノーズもやや長い現代のラストと比べると、
ラスト81のクラシカルな魅力はより一層際立っているように思います。
また、アクティブでスポーティーな印象もありますね。
カジュアル向けラストのフルブローグですから、、、
バーウッドはカントリーシューズ寄りなのでしょうね!??
歯切れが悪い理由は・・・また後で。(笑)
ブローギング
ウィング状のキャップ、バンプ、クオーター、カウンターといったパーツの縁に親子穴のパンチングとピンギングがしっかり施されています。
穴の大きさもしっかりしていて、くっきりとしたブローギングですね。
靴のサイドを流れるブローギングのラインは曲線が描かれていて、81ラストの丸みと好相性です。
柔らかい曲線からは不思議と上品さも感じられますね!?(笑)
173ラストのグラフトンに比べて81ラストのバーウッドはノーズが短くなります。
その為、爪先のキャップの長さも短めです。
キャップとカウンターの間のバンプの面積も小さめです。
(左がグラフトン、中央がバーウッド)
コンパクトな革の切り返しの中にぎっしりとブローギングが施されてるように見えますね。
81ラストのコロンとした愛嬌のあるフォルムも見事に活きているように思います。
レディースにも人気のあるモデルというのも分かるような気がしますね。(笑)
それにしても、
ショートノーズにブローグの組み合わせは、クラシックな英国靴の魅力が強調されるように思います!(好)
特に73ラストが廃盤となった現在において、81ラストのバーウッドが持つ伝統的なスタイルは貴重ですね。
次はドレスな面・・・
というところで、
今回はここまでです。
ではでは。