こんにちわ。
今日も気温が上がりましたね。
まだ風があったので過ごしやすい方かもしれません。
天気予報では台風・・・。
梅雨明けは??
さて、BottierBの紹介を始めたら気持ちが溢れてきてしまいました。
今手元にある靴の中でも古参の方なので、どうしてもね。
前回はイタリアらしいデザインについて書きました。
今回は、イタリアの素材の良さです。
昔からイタリアは特に革製品の評判が良いそうです。
これまであちらこちらで年上の諸先輩方からもそういう話を聞いた事がありましたね。
この点、僕の知り得る情報の中では、例えばカーフの場合、
フランスのタンナーや今は無きドイツのタンナーのカーフが素晴らしい、
という話は読み聞きした事があります。
他方で、これらのタンナーに匹敵するイタリアのタンナーの名前はあまり聞いた事がありません。
(イタリアは小規模なタンナーが多いのかもしれませんね。)
しかし、製品を手にとって革を見て、触って、良いなぁと思って尋ねてみるとイタリアの革という事はしばしばありますね。
ここでの良い革というのは、きめの細かさや張り、しなやかさ、輝き等が優れている革です。
丈夫で長く使えるかどうかは使ってみなければ分かりませんし、僕はそこを最重視してはいないので...。
とはいえ、イタリアの革を使っているであろうイタリアのブランド品でも、肌理が粗かったり宜しくない皺が入っているモノも見ます。
それがタンナーの違いからなのか、同じタンナーの中での品質のバラつきなのかは分かりません。
さて、BottierBに戻りますね。
この靴は型押しのスコッチグレインレザーです。
カーフなのでしょうが、加工されているので状態は分かりませんね...。
そしてイタリアの革であるという証明は・・・出来ません...。
ですが、ブランドの出自を考えれば十中八九イタリア素材を使ってイタリアで作られた靴だと思います。
(元BONORAの職人が立ち上げた、おそらく小さな工房なので。)
長く履いてきたので革に多少の擦り傷はありますが、大きなダメージは無いです。
履き皺もありますが、張りは失っていないです。
型押しレザーでネイビーという事もあってか、経年変化はほとんど出ないですね。
そういう意味では、丈夫さは十分だと思います。
そして、型押しなので多少の硬さはある革なのですが、
履き心地はそれ程硬くはないですね。
張りがありながらしなやかという革が好きな僕の好みにも合っています。(笑)
ライニングは滑りの良いヌメ革です。
実はこの靴を購入した当時は、靴のライニングにクリームを入れるという知識を知りませんでした...。(涙)
ですので、ライニングにクリームを入れずにだいぶ履いてしまいましたね。
その結果、、、親指の爪が当たるところには少し凹みがあるようですが、その他はダメージ無し!!
その後ライニングにクリームを入れるようになったので、今なお破れなどのダメージはありません!!
サイズが合っている事もあるのでしょうが、
やはり素材も良いのだと思います。
また、細かな部分ですが、靴紐も好きです。
麻のような乾き感が靴全体の印象を爽やかなものにしているように思います。
そして、丈夫!
購入時からの靴紐なのですが、全く問題無い。これは凄い事です!!
更に付け加えると、縫い糸も綺麗で丈夫ですね。
また、ソールには特にメーカーのロゴ(Vibram等)は無いのですが、なかなか擦り減りません!
耐久性は素晴らしいと思います。
そして、おそらくセメンテッド製法だと思うのですが、剥がれも無いんですよね。
ソールの素材はもちろん、ソール付けに至るまで、素晴らしい品質だと思います。
今回はここまでです。
では、では。