こんにちわ。
今日も、、、暑かった...。
いよいよ、、、なのかな...。
でも、まだ梅雨明けでは無い??
まぁ、夏の暑さはこんなもんじゃない、よね...。
前回は、イタリアのモノ作りの大きな強みと思われる要素として、
デザインの力、素材の力、そして作りの力、
を挙げました。
これらは、これまで様々なメディアを通じて見てきたイタリアのモノ作りや、その製品から感じた事です。
昨今はイタリアモノが取り上げられる事がなかなか無いように思うのは僕だけかな??
なので、ちょっと書きたい!(笑)
イタリアのデザインの力として、フォルムの美しさには情熱を感じます。
例えば、スポーツカーのボディをデザインする現場では、発泡スチロールのような素材で作った原寸大くらいのボディを、ナイフで削りながら最良の形を作っている姿を見た事があります。
まるで家具を作っているかのようでした。
ちょっとしたカーブの具合や角度の調整等はまさにイタリアの感性そのものでしょうね。
ファッションの世界でも、ジョルジオ・アルマーニやドルチェ&ガッバーナ等はイタリアらしさが際立っているように思いますね。
で、僕の靴。(笑)
例えば、ソールの形です。
ホワイトベージュのソール部分が底に向かって広がっていく八の字型、つまり台形になっています。
横から見ると、アッパーがソールに向かって絞られていて引き締まった印象がするように思います。
グレインレザーと相まって、なかなかマッチョな様子ではありませんか!(笑)
スニーカーですがポッテリとした感じが無く、それがドレッシーさをもたらしているのかもしれませんね。
ちょっと脱線しますが、ソールのボリューム感は再度今っぽい!?(笑)
というのは、購入時はもちろん「今っぽい」デザインでした。
その後、ソールは薄めの時代に変わって行き...。
その時期はこの靴の出番も少なくなりましたね。(ごめんね)
流行って怖い。(苦笑)
それが昨今のスニーカーを見ていると、厚底や踵が張り出した感じのものまであるでは無いですか!?
まぁ、スポーツスニーカーですが。
ただ、そんな要素を取り入れた大人のレザースニーカーと見れば、今っぽい!??
まぁ、今っぽいか否かはさておいて、
今の僕はお気に入りの靴をメンテナンスしながら履きたい心境なので、
この靴も大事です!
BottierBの靴を今でも気に入っていられるデザイン的な理由の1つに、
ロングノーズ過ぎない事もあるように思います。
ロングノーズは特にイタリア靴に多いと思うのですが、
エンツォ・ボナフェや旧ボノーラのように英国靴の雰囲気すら感じる大人しめの良質な靴もあるんですよね。
ロングノーズが流行っている時は正直地味な印象でした。
しかし、流行が変わっても今なお現役で生き残れるデザインというのは、結局こういう靴なのかなと思います。
イタリアのデザインはラテン系らしい思い切ったものも多いのですが、そこをグッと抑えたクラシカルで控えめなものもありますね。
クラシカルなデザインでも、英国ブランドとの違いを感じるのは、手仕事の柔らかさのような感じでしょうか。
英国モノは割とカチッとした硬さを感じる事が多いように思うのですが、イタリアモノは少し柔らかさを感じるように思います。
例えば、踵のトップの縫い糸の感じ。(細かい)
色味ありますが、ステッチも優しい感じがしませんか!?(笑)
今回はここまでです。
では、では。